◆ 仏高速炉 日本に折半要請へ
そこまでして高速炉欲しいんかね。
フランスの高速実証炉「ＡＳＴＲＩＤ（アストリッド）」の開発費について、仏政府が総額約５０億ユーロ（約５７００億円）と試算したことが分かった。ＡＳＴＲＩＤは日本政府が高速増殖原型炉「もんじゅ」（福井県敦賀市）の代わりに高速炉を開発するため共同研究を計画し、フランス側は日仏で開発費を折半したい考え。研究成果も両国で共有するとしているが費用の上振れも予想される。巨額の折半負担には反発もあり、日本政府は慎重に検討する見通しだ。
「上振れも予想される」って、こんなんおかわりされるに決まってるやん(笑)
ｱﾍﾞちゃんは国内には出したがらんけど、海外には出したがるから、これも出すんやろな。
まぁ…
トラブル続きの上、再稼働後だけで５４００億円以上かかる原型炉「もんじゅ」について日本政府は廃炉を検討。
今まで1兆円つぎ込んでるし、再稼働させるだけで5400億円かかるもんじゅの事を考えりゃ5700億円ぐらい安いもんやけど、もんじゅの廃炉費用は3000億円かかるっちゅう試算があるわけで、これを含めりゃ8700億円。
廃炉費用3000億円ってのもだいぶ引く見積もってるやろうから、これもこの先膨れあがるやろうしねぇ。
福島第一の廃炉費用が30兆円って言われてるから、もんじゅもそれくらいいくと思う。
それを考えりゃ、5700億円なんか誤差の範囲のような気もせんでもないけど、「核燃料ｻｲｸﾙ」っちゅう夢はもう諦めたら？
ちゅうか、9/14の瓦版で…
◆もんじゅ廃炉 政府が最終調整
これを取り上げた時に諦めたと思ってたわ。
まぁ、この時も書いたけど、諦めると使用済み核燃料の問題とかも出て来るし、日本が将来、核兵器でも持つんならあった方がええけど、その可能性はｾﾞﾛに近いわけで、「ｴﾈﾙｷﾞｰ」って事だけ考えたら、ｺｽﾄ的に割に合わんで。
前回の瓦版で紹介したCO2からｴﾀﾉｰﾙを生成する方法にｶﾈかけた方がよっぽど有意義ですわ。
何にしても、日本は増税して福祉を削る(公務員の給料は上げとるけど)ほど財政が悪化してるんで、こういう事に出すｶﾈはないはず。
支持率高いからって何をやっても許されると思ってるようなんで、そろそろ国民もｱﾍﾞちゃんの正体に気づいて、お灸を据えてやって欲しいもんです。
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