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[今日の一言]
わたしは不思議でたまらない

黒い雲から降る雨が

銀に光っていることが


わたしは不思議でたまらない

青いクワの葉食べている

蚕が白くなることが


わたしは不思議でたまらない

たれもいじらぬ夕顔が

一人でパラリと開くのが


わたしは不思議でたまらない

たれに聞いても笑ってて

あたりまえだということが


金子みすゞ (ふしぎより)

「常識」とか「当たり前」とか「普通は…」とか、もっともらしい言葉を使って考えることをやめる。

それどころか、肩書きとか、偉い人が言うてるから、TV、新聞に見たからって疑わずに鵜呑みにする。

その方が楽やからな。

何か「疑う」ことは悪い事のように思われてるけど、そんなことはない。

人と人とのつきあいでも「信じる」ことが良いようにされとるけど、これは相手のことを知ろうともせず、自分の価値観を押しつけてるだけ。

で、そこから外れると、「裏切られた」「信じてたのに…」って怒ったり、落胆する。

相手を知ろうとする作業を省いた結果やのに…

結局、相手に「無関心」やったっちゅうことなんやな。

「信じる」なんちゅうのは偽善でしかない。

疑って、疑って、本質を見抜く。

そうすりゃ、「信じる」なんちゅう偽善な作業をするよりも、もっと相手を信頼できるようになる。

まぁ、あんまり疑り深くなると、人間不信に陥るから、ほとほどにしとかなアレやけど…

何にしても、「疑う」ことよりも悪いのは、「無関心」なこと。

みすずのように、色んなものに興味を持って、感心を持って物事を見ると、色んなものが見えてくる。

色んなものの見方をして、色々調べて、深く考えれば、それだけで人間は成長するもの。

「経験」する時間の節約にもなるしな。

色んなものに興味を持って、そのことについて考え、自分の意見を持って欲しいもんです。

人生の目的が見つかる魔法の杖

今日も読んでくれて、ありがとうございました。

みなさんの感想が次の「一言」を書くエネルギーになるので、感想を宜しくお願いします。
m(_ _)m


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