◆ 19人殺害 ヒトラー思想降りた

ヒトラーだけやなくて、欧米じゃ普通にあった話なんやけどな。

優生学

優生学(ゆうせいがく、英: eugenics)は、応用科学に分類される学問の一種で、一般に「生物の遺伝構造を改良する事で人類の進歩を促そうとする科学的社会改良運動」と定義される。1883年にフランシス・ゴルトンが定義した造語である。

優生学は20世紀初頭に大きな支持を集めた。その最たるものがナチス政権による人種政策である。しかし、多くの倫理的問題を引き起こしたことから、優生学は人権問題としてタブーとなり、第二次大戦後は公での支持を失っていった。


積極的に殺さん場合でも、強制的に不妊手術を受けさせたりしてたわけで、ヒトラーだけやなくて、世界的にこの思想が支持されてた。

日本でも「母体保護法」って名前が変わったけど、「母体保護」は二の次で、「産めよ増やせよ」って言うたものの、おかしな遺伝子は残したらあかんって事で、母体を保護するって名目で中絶させてたんやからねぇ。

今でも出生前診断で陽性やったら8割以上が中絶するわけで、ナイフで殺さんにしても、コイツの言うてる事は、一定の説得力があるねんな。

まぁ、生き物として出て来る前、物心がつく前とある程度成長してから殺すってのは大きな違いはあるけど…

しかも、コイツ、話しかけて、コミュニケーションがとれた人は殺しとらんのやからねぇ。

単純な無差別殺人やと思ってたんやけど、こうなってくると、コイツの言う…

「重複障害者がいなくなることで、国家的に経済的な負担が軽くなる。自身が抹殺事件を起こせば、法律が変わるきっかけにもなる」

ってのも、それなりに説得力が出てくる。

コイツがやった事に賛同はできんけど、オイラも「安楽死を認めろ」って散々書いとるし…

「自分は間違っておらず納得できない」

「周囲に抹殺の考えを話しても理解を示されなかった。しかしながら自分の考えは間違っていない。重複障害者は人の形をしている物であり人間ではない。自分の考えを認めない周囲はきれいごとを言っているので納得できない」

重度障害者がそうやとは言わんけど、こういう事は常々言うとるし、そういう生き物は殺処分した方が良いとも言うてるしねぇ。

考え方自体は近いもんがあるんで、どうにも困るわ。

まぁ、安楽死させるにしても、親が責任を持って依頼するべきで、第三者が勝手にナイフで殺すってのは話が全然違うけどな。

何にしても、もっともらしい事を言うとるけど、それでコイツのやった事が許されるわけやないわけで、むしろ逆にこれだけはっきりと殺意を持って殺しとるんやから、精神鑑定なんかせんととっとと殺処分するべきですな。

それと、これをきっかけっちゅうとアレなんやけど、安楽死の議論はするべきやと思う。

親にしても、こういう施設に預けてるって事は、自力で面倒見る事ができんから預けてるわけで、「死んで欲しい」と思わんまでも、「どこかに行って欲しい」とは思ってたんやし、安楽死は考えていかなあかん課題やと思うな。

社会に面倒を見る余裕があれば、それでええんやけど、ワーキングプアなんてもんが大量におる時代やし、年寄りも大量におるから、そっちのケアで手一杯やろ。

重度の精神障害だけやなくて、治療法のない病気で、死を待つばかりの人とか、痛みが辛くて死にたい人もおるわけで、安楽死を認める事で救われる人がそれなりにおるんやから、頭ごなしに「死んだらあかん」って言うとらんと、せめて議論ぐらいはして欲しいもんです。




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