◆ 大川小訴訟 宮城県も控訴へ
そりゃそうなるわな。
東日本大震災の津波で児童74人と教職員10人が犠牲になった宮城県の石巻市立大川小学校を巡る訴訟で、宮城県は30日、学校側の過失を認めて児童23人の遺族に計約14億円を支払うよう市と県に命じた仙台地裁判決を不服として、仙台高裁に控訴する方針を固めた。
石巻市はすでに控訴を決めており、30日の臨時市議会で、承認する議案を16対10の賛成多数で可決した。
14億円も行政が「はい。そうですか」って出せるわけもないし、宮城県知事も言うとるけど…
<大川小訴訟>宮城知事 教員断罪納得できぬ
東日本大震災で犠牲になった宮城県石巻市大川小の児童23人の19遺族への損害賠償を市と宮城県に命じた仙台地裁の判決を受け、市と共に控訴する方針を決めた村井嘉浩知事は31日、定例記者会見で「その場にいた教員を一方的に断罪するのは納得できない」と述べた。
「津波が来る」って言うとんのに川に逃げるって選択したのを責めたい気持ちは分かるんやけど、教師に自殺願望でもあったのなら話も変わってくるけど、教師も亡くなっとるからな。
何か教師同士の権力争いがあったとかなかったとかって話もあるけど、それが明らかになりゃまた印象も変わるけど、現段階で教師と学校に全責任を負わせるってのはちょっと無理があるわ。
これに対して…
<大川小訴訟>遺族「これ以上苦しめないで」
30日の市議会臨時会で市は控訴に関する議案を提出する。焦点となる市議会の対応に、中村さんは「学校や市教委の事後対応でも深く傷ついた。裁判を長引かせ、亡くなった子どもたちや遺族をこれ以上、苦しめないでほしい」と訴える。
いやいや、最初に火つけたのはあんたらやん。
勝訴したから終わりってわけにもいかんやろ。
そもそも「真相」はまだ明らかになっとらんのやし、「お金じゃない」って言うんやったら、徹底的にやるべきとちゃうか?
ちゅうか、裁判前に…
こんな横断幕持って行進して、裁判後は…
これってなぁ。
どうにも「私達はお金を貰う権利がある」って言うてるようにしか見えん。
ちゅうか、教師側にも遺族がおるのに、こんな事ができる神経が個人的には理解に苦しむな。
前々回も書いたけど、個人的には高裁で水に流す判決が出るのが望みやけど、1つ気になってるのが…
大川小訴訟の原点、生き残り教諭の聞き取り焦点
勝訴判決を得た原告団だが、裁判を起こした原点は、唯一生き残ったA教諭の証人尋問だった。しかし、精神疾患を理由に証言台に立たなかった。A教諭は震災直後、津波にのまれたが助かったとしていたが、A教諭が避難した自動車整備工場の関係者は「水にぬれていなかった」と証言している。長女未捺(みな)ちゃん(当時小3)を亡くした只野英昭さんは「彼の真実の言葉を聞きたくて裁判を起こした。うその証言をしているのは間違いない。必ず、彼はテレビを見ているはず。彼の話を聞きたい」と訴えた。再開を目指す検証作業でもA教諭の聞き取り実現が中心となってくる。
このA教師な。
最後尾やったから助かったって話やったけど、「水にぬれていなかった」って話やし、1人裏山に逃げたって話もあるし、何で川に逃げる事になったんか、事の顛末の全てを知ってるこのA教師の話を聞かんと、この裁判は終われんやろ。
何にしても、「誰が悪い、それが悪い」って話やなく、どうせ裁判をするなら原因を究明して、再発防止に役立てるものにして欲しいもんです。
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児童74人死亡・不明、なぜ大川小だけが? 裏山に逃げなかった理由
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