◆ マンション内「挨拶禁止」が波紋
見知らぬ子供に挨拶すると不審者として通報される時代やからねぇ。
話題の投書は2016年11月4日付の神戸新聞夕刊に、『理解に苦しんでいます』というタイトルで掲載された。
投書によれば、住民同士で「あいさつをやめましょう」とのルールが生まれたのは、小学生の子供を持つ親が発した一言がきっかけだった。その親は、マンションの住民が集まる総会の中で、
「(子供に)知らない人にあいさつされたら逃げるように教えているので、マンション内ではあいさつをしないように決めてください」
と提案したという。その上で、子供には声をかけられた相手が住民かどうかを判断できないことから、「教育上困ります」とも話していたそうだ。
この提案に、総会に出席していた年配の住民も賛同。あいさつをしても相手から返事がなく「気分が悪かった」として、「お互いにやめましょう」と意見が一致し、最終的に「あいさつ禁止」のルールが明文化されることになったという。
何とも世知辛い話ですな。
ちゅうか、不審者を警戒するって心理は分からんでもないけど、「挨拶禁止」ってのは防犯上も教育上もよろしくないで。
7/20の瓦版でも書いたけど…
児童に「こんばんわ」って言うと通報される
不審者ってのは、顔を見られるのが嫌なわけで、「挨拶」は不審者の行動を制限して、抑止力として働く。
実際、防犯に効果があるのは証明されてるし、こうやって住民同士が疎遠になればなるほど不審者は行動しやすくなるわけで、防犯上良い事なんか一つもない。
習慣づけとかんと、教育上もよろしくないし、そもそも、普段すれ違った時に気まずいやろ。
ホテルみたいに一時の事ならええけど、マンションなんか長い間住むんやで。
どんな人が住んでるかを把握する為にも挨拶は必須やと思うんやけどなぁ。
何にしても、こういう「感覚」が当たり前になるとおかしな社会になるんで、学校ではちゃんと「挨拶」する事を教えるようにして欲しいもんです。
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