◆ 知らない人にあいさつ 危険?

この話は何度か取り上げてるけど、こういう事が議論になる事自体がおかしいねんな。

「知らない人にあいさつされたら逃げるように教えているので、あいさつしないように決めて」−。神戸市のマンションで、小学生の保護者が提案し、マンション内のあいさつが禁止になったという地元紙への投書がネット上で賛否を呼んでいる。神戸市では平成26年、路上で声をかけられた女児が殺害される事件が発生。同市教育委員会はあいさつ運動を進めつつ防犯指導も行う。あいさつと防犯について、明石要一千葉敬愛短大学長と、セコムIS研究所の舟生岳夫氏に見解を聞いた。


「不審者」ってのは、顔を覚えられるのが嫌なわけで、あいさつするようなら「不審者」やないっちゅうの。

「安全」を考えるなら、むしろこっちから積極的にあいさつするべきやねん。

−−あいさつ禁止のルールについてどう感じたか

 「子供向けの防犯セミナーを行っている立場としては、あいさつをしない社会は怖いと言いたい。だが最近子供を見守るボランティアの現場から『子供にあいさつしたら逃げられた』『不審者扱いされた』との話をよく聞く。見守りがやりづらくなり、逃げられれば気分も悪いので、あいさつや見守りをやめようという声が出ている。こうした風潮は子供の安全のためにならない。あいさつと子供を誘うような声かけとは区別をしなければならない」


あいさつをしない社会ってのは、不審者が活動しやすい環境って事やねん。

そんな環境をわざわざ提供してどうするねん。

禁止すべきは「あいさつ」やなくて…

−−子供にはどう教えればいいか

「知らない人はもちろん、知っている人でも、ついていかない、行動を共にしないことが大事だ。その線引きをしてあげてほしい。他には、『道を教えて』といわれたら、『あっちだよ』と指さすのはいいけれど、『この地図を見て教えてよ』などと近寄ってきたら離れる。知らない人と距離を保てる力も必要。困ったときは『大人を呼んでくる』『分かりません』と言って逃げていい。車からの声かけや腕を捕まれそうになれば、『助けて』と声を上げる。ただ単に逃げるという指導では判断できず思考停止になるだけだ」


「ついて行く」って事やな。

なので、見知らぬ大人が子供を連れて歩いてたら、無条件で「不審者」って事にすりゃええねん。

「あいさつ」してりゃ、親とか知り合いの大人ぐらいまでは把握できるわけで、地域コミュニティーも厚くなって色々と相乗効果があるのに、それを「禁止」するって、ほんま愚の骨頂ですわ。

何にしても、こんな世知辛い話が当たり前になると、何とも寂しい社会になるんで、こういう風潮はほんまなくして欲しいもんです。




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たった一言でいい流れをつくる 「あいさつ」の魔法


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