[今日の一言]

何をやっても思うようにならない時

上にのびられない時に 

根は育つんだから


相田みつを


相田みつをの詩の一節なんやけど…

雨の日には雨の中を

風の日には風の中を


暖かい春の陽ざしを

ポカポカと背中に受けて

平らな道をのんびりと歩いてゆく

そんな調子のいい時ばかりではないんだな

あっちへぶつかり

こッちへぶつかり

やることなすこと

みんな失敗の連続で

どうにもこうにも

動きのとれぬことだってあるさ、

当にしていた

友達や仲間にまで

そッポをむかれてさ

どっちをむいても

文字通り八方ふさがり

四面楚歌ッてやつだな

それでも

わたしは自分の道を自分の足で

歩いてゆこう

自分で選んだ道だもの

雨の日には雨の中を

風の日には風の中を


涙を流すときには

涙を流しながら

恥をさらしながら

口惜しいときには

「こんちくしょう!!」と

ひとり歯ぎしりを咬んでさ

黙って自分の道を歩きつづけよう

愚痴や弁解なんて

いくら言ったッて

何の役にも立たないもの

そしてその時にこそ

目に見えないいのちの根が

太く深く育つ時だから

何をやっても思うようにならない時

上にのびられない時に

根は育つんだから



雨の日には雨の中を

風の日には風の中を


生きてると何をやってもうまくいかない時がある。

そういう時に、更に辛い事、苦しい事がのしかかると何かも投げ出して現実逃避をしたくなる。

雨を避けて、風を避けて。

それで、一時凌ぎができても、何にも解決せんねんな。

むしろ、そういう時こそ雨の中を、風の中を真っ直ぐ歩く。

そしたら、自分の根が育まれる。

そういう時こそ、歯を食いしばって頑張る事が大事やねんな。

何をやってもうまくいかない。

次から次から、辛い事、苦しい事が襲ってくる。

それでも、その道を歩いてると、その経験が、いつか花を開かせる。

いつ花が開くか分からんけど、いつか花が開くその日を信じて、自分の道を真っ直ぐ歩きたいと思います。








ベストセレクション・日めくり 新装版 おかげさん


今日も読んでくれて、ありがとうございました。

みなさんの感想が次の「一言」を書くエネルギーになるので、感想を宜しくお願いします。
m(_ _)m


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