大阪・梅田の地下街でパン販売店の女性従業員が男に包丁で刺された事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された同店のパート従業員、汐田雄介容疑者(22)が「女性に何度も殴られ、カッとなって切りつけた」と供述していることが、大阪府警曽根崎署への取材で分かった。
同署によると、現場となったパン販売店「神戸屋」阪神梅田駅店には当時、汐田容疑者が1人で勤務。被害に遭った女性(28)は近くにある系列の東梅田駅店で働いていたが、「(汐田容疑者の)接客対応を注意するため、阪神梅田駅店に行った」と話しているという。
直前に口論する2人を見た別の同僚が店のシャッターを閉めたため、店内に客はいなかった。
第三十六条 急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。
2 防衛の程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。