不倫の末に交際相手の男性を殺害した疑いで逮捕された女が、「男性が、妻と旅行に行こうとしていた」などと話していることがわかった。
大熊成錦容疑者(33)は10日未明、東京・千代田区のマンションで、同居する交際相手の黒部一正さん(45)の胸を包丁で刺し、殺害した疑いが持たれている。
2人には、それぞれ家族がいるが、大熊容疑者は「黒部さんが、友人と旅行に行くと言っていたが、実は妻と行こうとしていた」と話していて、警視庁は、交際をめぐるトラブルが動機とみて調べている。
東京都千代田区神田多町のマンションで、同居する会社員、黒部一正さん(45)を殺害したとして、警視庁神田署は10日、自営業の大熊成錦(せいきん)容疑者(33)を殺人の疑いで逮捕した。「口論になり、包丁を振り回していたら胸に刺さってしまった」と供述しているという。
第二百五条 身体を傷害し、よって人を死亡させた者は、三年以上の有期懲役に処する。