茨城県阿見町の茨城大農学部2年原田実里さん＝当時（21）＝が2004年に殺害された事件で、県警捜査1課などは2日、殺人などの容疑で岐阜県瑞浪市祖父江、フィリピン国籍の工員ランパノ・ジェリコ・モリ容疑者（35）を逮捕した。
共謀したとみられる同国籍の33歳と31歳の男2人は出国しており、今後、国際手配する。
捜査関係者によると、モリ容疑者は事件当時、原田さんの自宅アパートの近くに住んでいた。調べに対し容疑を認めているという。
モリ容疑者の逮捕容疑は、04年1月31日午前0時〜6時半ごろの間、男2人と共謀し、茨城県美浦村で原田さんの首を圧迫して窒息死させた疑い。
原田さんの遺体は同日午前9時ごろ、1人暮らしの自宅アパートから約6キロ離れた美浦村の清明川で発見された。遺体発見現場から自宅を挟んで逆方向の同県土浦市の空き地では、原田さんの自転車が見つかった。
原田さんは同30日夜、友人の男子学生と自宅で一緒に食事するなどし、31日午前0時ごろ外出。その後に事件に巻き込まれたとみられる。
遺体の解剖の結果、首を絞められ窒息死し、その後、刃物のような物で首や腕、胸から腹などを切られたことが判明。死亡推定時刻は31日午前0〜3時だった。自宅の検証では、室内に争ったような跡や血液反応はなく、県警は自宅以外の場所で殺害されたとみて捜査していた。
茨城県美浦村で２００４年１月、殺害された茨城大農学部２年の女子学生＝当時（２１）＝の遺体が見つかった事件で、県警は２日、殺人と強姦（ごうかん）致死の疑いで、フィリピン国籍の瑞穂市祖父江、工員ランパノ・ジェリコ・モリ容疑者（３５）を逮捕した。
共犯として、いずれもフィリピン国籍の３３歳と３１歳の男を国際手配する方針も明らかにした。２人はモリ容疑者の知人で、事件当時、少年だった。１３年前に起きた事件は大きな節目を迎えた。
逮捕された瑞穂市祖父江、フィリピン国籍の工員、ランパノ・ジェリコ・モリ容疑者（３５）。近所では「子煩悩」と評判で、同じアパートの住民からは信頼も厚く、逮捕の報道に「まさか。信じられない」と驚きの声が上がった。
近所の住民らによると、モリ容疑者は７年ほど前から現在のアパートに住んでいた。妻や３人の子どもらと暮らし、自身は同市内の自動車部品製造業の工場に勤めていた。
事件概要
平成15年7月9日（水曜日）朝、五霞町川妻地内の道路脇用水路で、都内足立区西竹の塚在住、都立高校通信制1年の佐藤麻衣さん（当時15歳）の他殺体が発見されました。
佐藤麻衣さんの交友関係に関する情報や平成15年7月6日午後9時以降の目撃情報等を求めています。
事件概要
平成16年6月20日（日曜日）朝、坂東市長須地内の農道脇で、坂東市（旧猿島町）居住の県立高校生平田恵里奈さん（当時16歳） が意識不明で発見され、その後病院で亡くなりました。
平田さんの死因は首を絞められたことによる窒息と判明し、警察では境警察署に捜査本部を設置して捜査を進めています。
発見された時の平田さんの服装は、半袖黒色ジャケット、半袖青色Tシャツ、ジーンズのハーフパンツ姿でした。
