9日午前11時50分頃、宮崎市江平東(えひらひがし)1の飲食店「江平四ツ目食堂」の調理場で、頭から血を流して倒れている男性を来店客が見つけ、110番した。
警察や消防が駆けつけたが、男性は既に死亡していた。男性は食堂の店長(65)とみられ、宮崎県警が身元の確認を急いでいる。レジに紙幣が残っておらず、県警は何者かが男性を殺害して金を奪ったとみて、強盗殺人事件として捜査本部を設置した。
県警の発表などによると、食堂は3階建てビルの1階にあり、出入り口の引き戸には鍵がかかっていなかった。レジは開いたままの状態だったという。
これはエグイっちゅか、何ちゅうか…捜査関係者の話では、男性は耳付近にアイスピックのようなものが刺さったまま倒れていた。遺体は発見時、死後数時間で始まるとされる死後硬直が見られたという。県警は司法解剖を行い、死因などを調べる。