人気アイドルグループのコンサートチケットの転売をめぐる詐欺事件にからみ、徳島県警が愛知県豊田市の専門学校生の女性(21)を誤認逮捕していたことがわかった。女性は逮捕後、一貫して容疑を否認し、その後の捜査で京都市に住む中学生の女子生徒(15)が女性になりすましていたことが判明した。県警は11日、この女子生徒を詐欺容疑で書類送検した。
県警によると、2016年8月、インターネットの投稿サイトに女性の名前で「『関ジャニ∞』の徳島公演に行けなくなった。チケットを譲る」という書き込みが投稿された。徳島県内の高校生が、チケット4枚分の代金4万円を振り込んだが、チケットは届かなかった。
被害相談を受け、三好署が詐欺容疑で捜査を進め、今年5月に詐欺容疑で女性を逮捕。ところが女子中学生が女性の名前で投稿し、現金を手に入れた疑いがあることがわかったという。女性は19日間の勾留後、処分保留で釈放された。
第1条 被疑者として抑留又は拘禁を受けた者(少年法(昭和23年法律第168号)の規定により検察官に送致される前に,送致に係る事実につき同法の規定により抑留又は拘禁を受けた者を含む。以下同じ。)に対する刑事補償については,この規程の定めるところによる。
2 この規程は,人権尊重の趣旨に従い,具体的事情に応じて合理的に運用しなけ ればならない。
第2条 検察官は,被疑者として抑留又は拘禁を受けた者につき,公訴を提起しない処分があつた場合において,その者が罪を犯さなかつたと認めるに足りる十分な事由があるときは,抑留又は拘禁による補償をするものとする。
第3条 補償は,抑留又は拘禁の日に応じ,1日1,000円以上12,500円以下の割合による額の補償金を本人に交付して行う。