逮捕された女は故意に事故を起こしたということだ。北九州市で乗用車同士が正面衝突し、4歳の女児が意識不明の重体となっている。
赤い車のフロント部分は激しく損傷し、窓ガラスも割れていて、白い車も運転席側のフロント部分が剥がれ、中がむき出しの状態となっている。10日正午ごろ、北九州市の路上で普通乗用車同士が正面衝突した。この事故で逮捕されたのは、無職の荒木美鈴容疑者(36)。逮捕容疑は傷害容疑。
この正面衝突で被害に遭った普通乗用車には0歳児の男の子を含む男女3人が乗っていて、肋骨(ろっこつ)の骨折や頸椎(けいつい)捻挫、むち打ちなどのけがをしたという。また、荒木容疑者の車には4歳の娘も乗っていて、頭の骨を折るなど意識不明の重体だという。身勝手な無理心中を図り、多数のけが人を出した荒木容疑者。警察の調べに対し、荒木容疑者は「娘と死のうと思った」と容疑を認めているという。