28日午後8時40分ごろ、伊達市の40代の男性から「娘に刺された」と消防に通報があり、警察が男性宅に駆けつけると居間で背中から大量の血を流し、倒れている男性が見つかりました。
男性は病院で手当てを受け命に別状はありません。
警察は家にいた10代の長女を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
長女は「父親から日常的に暴力を振るわれていて、憎くて殺そうと思った」と容疑を認め、きのうも口論になり、顔をたたかれたと話しています。
北海道警伊達署は29日、自宅で同居する40代の無職の父親を包丁で刺したとして、殺人未遂の疑いで伊達市の会社員の長女(19)を逮捕した。父親は背中を負傷したが、命に別条はない。署によると、長女は「日常的に父親から暴力を受け、憎くて殺そうと思った」と容疑を認めている。
逮捕容疑は28日午後8時40分ごろ、自宅の居間でテレビを見ていた父親の背中を包丁で複数回刺し、殺害しようとした疑い。長女は「父親と口論になり、顔を平手打ちされた」と供述しているという。
事件当時、家に2人のほか母親と3人の子どもがいたということです。