3日午前10時14分ごろ、熊本県八代市坂本町のJR肥薩線の踏切で、観光列車特急「かわせみやませみ2号」と大型トラックが衝突しました。
警察によりますとこの事故で8歳の男の子1人を含む観光列車の乗客合わせて11人が足や腰、手を打撲するなどのけがをしました。
いずれも軽傷だということです。
JRによりますと事故があったのは警報機や遮断機のある踏切で、この事故の影響で、肥薩線は八代駅と人吉駅の間の上下線が終日運休となりました。
観光列車は午前9時半にJR人吉駅を出発し、熊本駅に向かっていた3両編成の上り列車で、当時は乗客67人と乗員4人が乗っていたということです。
警察やJRによりますと、踏切を横断していた大型トラックの荷台の重機に下りてきた遮断機が接触し、取り外そうとした運転手がトラックを停車したところ、観光列車が来て衝突したということです。