アメリカ南部、テキサス州の教会で日本時間の6日午前、男が礼拝に参列している人に銃を無差別に発砲してこれまでに少なくとも20人が死亡しました。銃を発砲したと見られる男はすでに死亡したということで、警察は事件の背景などについて詳しく調べています。
アメリカ南部テキサス州にある教会で、現地時間の5日、日本時間の6日午前、男が銃を無差別に発砲しました。アメリカのABCテレビは地元の警察の話として、この事件で、日曜の礼拝に参列していた少なくとも20人が死亡し、30人がけがをしたと伝えています。
現地からの映像では、教会から運び出されたけが人が、救急車で搬送される様子が確認できます。銃を発砲したと見られる男はすでに死亡したということで、警察が事件の背景などについて調べています。
At least 27 people have died after a gunman opened fire at a church in Texas during Sunday services, police say.
About 50 people usually attend the service, locals said. Local media outlets reported that children were among the dead.
May God be w/ the people of Sutherland Springs, Texas. The FBI & law enforcement are on the scene. I am monitoring the situation from Japan.
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2017年11月5日
米国で銃で死ぬ人たちの内訳は
1982年以降の米国では、4人以上が犠牲になる大量射殺事件が90回起きている。しかし乱射事件の被害者は実は、米国で銃によって死ぬ人のごく一部に過ぎない。下図が示すように、2016年に米国で銃によって死亡した合計1万1004人のうち、約5500人は自殺で、乱射事件の犠牲者は71人だった。