愛知県警守山署は23日、名古屋市守山区大森北2の国立病院機構東尾張病院に精神鑑定のため留置中だった同市西区の会社員、小倉泰裕容疑者(57)が逃走したと発表した。同署は緊急配備を敷き、行方を追っている。 同署によると、22日午後9時17分ごろ、病室のアラームが作動。当直医が確認したところ、小倉容疑者の姿がなく、腰高窓が開いた状態だったという。窓は風を通す程度しか開かないように制限されていたが、力ずくでこじ開けたとみられる。 小倉容疑者は今年2月、元妻の自宅に火を付け、勝手口などを焼いたとして現住建造物等放火容疑で逮捕された。3月から同病院で鑑定留置中だった。小倉容疑者は身長約170センチでやせ形、黒髪で短髪。服装などは不明という。
第三十九条 心神喪失者の行為は、罰しない。
2 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。
名古屋市西区の無職・小倉泰裕容疑者(57)は2月、元妻の家に火を付けた疑いで逮捕され、精神鑑定のために名古屋市守山区の病院に入院していましたが逃走し、指名手配されていました。警察によりますと、23日午後7時20分ごろ、病院から約14キロ離れた家電量販店の1階で、小倉容疑者がベンチに座っているのを捜査員が見つけ、逮捕しました。