熊本県内の県立高校の女子生徒が、いじめを受けていたことをうかがわせる遺書を残して自殺していたことが、学校関係者などへの取材でわかりました。県教育委員会などが事実関係を調査しています。
学校関係者などによりますと、熊本県内の県立高校に通う3年生の17歳の女子生徒が、今月17日の午前、体調不良を訴えて学校を早退し、そのあと自宅で自殺を図っているのを近くに住む祖母が見つけたということです。
女子生徒は意識不明の状態で病院に搬送されましたが、18日に死亡しました。
女子生徒の母親によりますと、自宅には遺書が残されていて、「しねばいい」などと同級生たちから言われ、いじめに遭っていたことをうかがわせる内容が記されていたということで、「とても苦しかった」、「もう死にたい」などと書かれていたということです。
母親はNHKの取材に対し、「娘に何があったのか、事実を明らかにしてほしい」と話しています。
熊本県北部の県立高校の女子生徒が、いじめにあっていたことをうかがわせる遺書を残して自殺していたことが、学校関係者などへの取材でわかりました。 高校や県教育委員会は、いじめが自殺の原因でなかったか事実関係を調査しています。
自殺したのは、熊本県北部の県立高校に通っていた3年生の女子生徒(17)です。