27日昼前、いわき市の海岸で地元の59歳の男性が海に流された7歳の男の子を助けようとしておぼれ、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。
男の子は意識はあり、命に別状はないということです。
27日午前11時半すぎ、いわき市泉町下川の小名浜港剣浜緑地の近くの海岸で、「子どもがおぼれている」と警察と消防に通報がありました。
警察官が駆けつけたときには、男の子を助けようとした59歳の男性が心肺停止の状態で倒れていて、病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。
7歳の男の子は意識はあり、命に別状はないということです。
警察によりますと、男の子は3家族7人で埼玉県から訪れていて、子ども4人で海で遊んでいたところ男の子が流されたということです。
近くにいた地元の男性が助けに向かい、家族に男の子を引き渡しましたが、そのあと男性は波にのまれおぼれたということです。
県の小名浜港湾建設事務所によりますと、台風12号の影響で、当時波の高い状態が続いていたということです。
また、この海岸は遊泳禁止になっているということです。
警察は目撃者などから話を聞いて、事故の詳しい状況を調べています。