31日午後0時10分ごろ、群馬県上野村勝山の林道で、歩行中の両親と子どもの家族連れ3人が軽乗用車にはねられた。県警や消防によると、その場で父親の死亡が確認され、母親と小学生の息子がドクターヘリで搬送された。搬送時、2人は意識があったという。
県警藤岡署は、軽乗用車を運転していた女(69)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、容疑を同致死に切り替えて調べている。
現場はファミリー向けのキャンプなどができる森林公園「まほーばの森」の近く。
施設を管理する上野振興公社の瀧澤延匡常務は「車の下敷きになっていた人を助けなければと、近くにいた数人で車を横倒しにしました。病院に運ばれた男の子と女性は意識はありましたが、動揺しているように見えました。車を運転していた女性は呆然とした表情をでした」と話していました。