自宅で5歳の長男と3歳の次男を刃物で刺して殺害しようとしたとして、広島県警東広島署は19日、母親で東広島市高屋町白市、職業不詳、岩永良子容疑者(31)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。2人はその後、死亡が確認され、同署が殺人容疑に切り替えて捜査する。
逮捕容疑は同日午後5時ごろ、自宅で2人の背中などを複数回刺し、殺害しようとしたとされる。容疑を認め「2人が大人になった時、私のような人生を歩んでほしくなかった」などと供述しているという。
同署によると午後5時45分ごろ、岩永容疑者が「子供2人を殺しました」と110番。署員が駆け付けたところ、2人が室内で倒れていた。
捜査関係者によると岩永容疑者は2人の子供と夫との4人暮らし。当時、夫は外出していて不在だったという。2人の子供の腹や背中には切られたり、刺されたりした傷が多数あったといい、同署が動機などを調べる。
育児にかかわるストレス
育児ノイローゼとは、育児にかかわるストレスの影響で、精神的に不安定になってしまう状態のことを指します。
エスカレートしてしまうと子供に手をあげてしまったり、生きていくのが辛いなどの重い症状に発展してしまうので注意が必要です。
精神的に不安定な状態でうつに似た症状
育児へのプレッシャーや不安などがストレスになって発症するもので、睡眠障害やうつ状態になったりしてママが情緒不安定になってしまうので「産後うつ」とも呼ばれ、うつに似た症状が現れます。
誰にでもなる危険性がある
育児ノイローゼは誰でもなる危険性がありますが、特に協力者がおらず、たった1人で育児のストレスを抱え込んでいるママで、完璧主義や責任感が強い性格の人ほどなりやすい傾向があります。これは、赤ちゃんをきちんと育てなければと思うあまりに、上手くいかないことすべてがストレスとなって蓄積されていくからです。
自分は大丈夫と思い込まずに、心の状態をチェックしておク事が大切です。