◆ くさやvs.消臭剤 産地が怒り
何か問題なんか分からん(笑)
問題となっているのは、昨年からウェブ上で公開されている「究極対決 ファブリーズVSくさや」。「くさや」のみのボックスと「くさや」と「ファブリーズ」が入ったボックスが用意され、“出演者”がにおいを嗅ぎ分けるというもの。「くさや」を嗅ぐシーンでは、被験者たちが顔を背けてムセながら「えっ、スゴイ臭い」「何コレ」「くっさいですね」と不快感をあらわにすると、「あまりの臭さに阿鼻叫喚の地獄と化すラボ内」というオーバーなナレーションが流れる。
一方、ファブリーズが置かれたボックスに場面が変わると、「全然におわない」「こんなに消えるんだ、スゴイ」と先ほどとは打って変わり、次々と称賛の声が上がる。
「かくしてファブリーズはくさやのにおいに打ち勝つことができた。検証成功。ファブリーズの勝利」と締めくくられている。
臭いと言えば「シュールストレミング」か「くさや」なわけで、「食べ物で遊ぶな」って話なら聞いてやれん事もないけど、臭い代表と消臭剤が勝負するってのは自然の流れやろ(笑)
そもそも、バラエティの罰ゲームでも度々出て来るのに、何を怒る事がある?
「漁師や生産者はもちろん、くさやを好きな人が見たらどう感じるか、ショックで悲しむのが分からないのか、それを考えずに作っているようにしか思えません。くさやは生産者や島の住民にとっては欠かせないソウルフードです。300年以上にわたって守り継いできた伝統食を、こんなくだらない演出で侮辱するのは許せないと言っています。地元の貴重な産業にどれだけの影響力を及ぼすか、想像できないのでしょうか。意図はなくても結果としておとしめています。お客様相談室にメールを送ったら、『今後CMを制作する際の参考にさせていただく所存です』という返答でした。同じようにブルーチーズを箱に入れて検証したら、世界中からクレームがくるはずです」
ごめん。何言ってんのか分からん。
くさやどころかおっさんも加齢臭だの何だので臭い代表として、消臭剤と対決させられとるんやけどねぇ。
侮辱も何も実際臭いやん。
ちゅうか、それが「売り」なんやろ?
臭くなかったら、ただの干物なわけで、くさやを食う人はそれが好きで食ってるんやから、何とも思わんやろ。
オイラは臭いのが無理なんで、納豆も食えんから絶対に食わんけど…
ちゅうか、これで怒るよりむしろ、ファブリーズに負けた事を怒った方がえんちゃう?(笑)
「今度はファブリーズに勝ってやる」ぐらいの意気込み見せた方がくさやファンも喜ぶと思うんやけどねぇ。
何にしても、「食べ物で遊ぶな」ってな話なら思うところもあるけど、『「臭い」と言われてくさや好きの人がショックで悲しむ』とか言われてもさっぱり分からん話ですな。
ちゅうか、人はほんま事を言われると怒るわけで、結局は「臭い」って言われるのを気にしてるんやん。
「300年以上守り継いできた伝統食」って言うなら、こういうしょうもないクレームをつけんと、「臭い」に誇りを持って、笑い飛ばせるようにして欲しいもんです。
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