警視庁などによると、11日午後1時半前、走行中のJR山手線内回りの電車内で男子大学生が背負っていたリュックサックから出火した。
男子大学生は、すぐに最寄りの神田駅で電車を降り、駅員がリュックサックの火を消したという。けが人はいなかったが、この影響で、山手線や京浜東北線が約20分間ストップした。
当時、男子大学生は車内でリュックサックを背負って立っており、「背中が熱いな」と感じていたところ、近くの乗客から「煙が出ているよ」と指摘されて気がついたという。
リュックサックには携帯電話などに使う外付けのモバイルバッテリーが入っていたが丸焦げになっており、男子大学生は「2年前くらいに秋葉原で一番安い物を買った。2日前にフル充電した」と説明しているという。