PR

USJでボヤ騒ぎ モバイルバッテリーが足に当り出火 リチウムイオン電池は燃えやすいので注意

誰かが落としたモバイルバッテリーを蹴ったら発火しましたって話やけど、「リチウムイオンバッテリー」なんか蹴ったら危ないっちゅうの。

スポンサーリンク

USJでぼや騒ぎ 携帯電話のバッテリー出火

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170626-00000029-mbsnewsv-l27
警察やユニバーサルスタジオジャパンの運営会社によりますと、午後0時15分ごろ、USJの人気アトラクション、ハリーポッターエリアのロッカー付近に携帯電話のバッテリーが落ちていて、客の足が当たった際にバッテリーから火が出たということです。そばにいたUSJのクルーが消火器で火を消し止めました。けが人はいないということです。

リチウムイオンバッテリーの発火やら爆発っちゅうニュースがよくあるけど、そもそも「リチウム」は燃えやすい。

中学の実験でもあったと思うけど…

水と反応して燃える。

電池には…

電解液 - Wikipedia
電解液 (でんかいえき、Electrolyte Solution) とはイオン性物質を水などの極性溶媒に溶解させて作った、電気伝導性を有する溶液をさす。電解質溶液ともいい、英語ではIonic solutionということもあることから、イオン溶液とも呼ばれることもある。狭義には、電池や電気メッキ槽にいれる電解質水溶液を指す。

「電解液」ってもんが必要なんやけど、通常電解液には水が使われるんやけど、リチウムは水と反応して(正確には水の中にある酸素と結合して)燃えるんで、電解液には油(有機溶剤)を使ってる。

リチウムイオンバッテリーはよく膨らむけど、この電解液の油が蒸発しやすいからやねんな。

熱で蒸発して、気化されて、それが充満して膨らむ。

要するに、リチウムイオンバッテリーは「よく燃えるリチウム」と「よく燃える油」で出来てる。

ただ、燃えるには「酸素」が必要なわけで、通常は酸素に触れんように出来てるんやけど、バッテリーが膨らんで破裂したり、何かの衝撃で穴が空いて空気に触れると酸素と反応して…

爆発して燃えるねんな。

ショートして燃えるってのもあるけど、リチウムイオンバッテリーのトラブルはほとんどがこれ。

過充電も発熱の元やから、発熱すると電解液の油が蒸発して、バッテリーが膨脹して破裂する事があるから、これも注意せんとな。

何にしても、リチウムイオンバッテリーは、これだけデリケートなもんで、蹴ったりするのなんか以ての外。

とにかく、リチウムイオンバッテリーは「燃えやすい」って事を頭に入れて、安全に使いましょうって事で。


Anker PowerCore 10000 (10000mAh 最小最軽量 大容量 モバイルバッテリー) iPhone&Android対応 *2016年8月末時点 A1263011











時事問題
ぶんぐをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました