■最長で20年以下の懲役
「あおり運転」に代表される危険運転行為は、道交法違反です。もし相手を事故・死傷などに追いやった場合は危険運転致死傷罪が適用され、最長で20年以下の懲役に処される可能性があります。 また、安全な車間距離を取らずに前車へ接近する行為は、道交法26条が禁止する「車間距離不保持」に該当します。
高速道路での車間距離不保持は3か月以下の懲役または5万円以下の罰金が科され、一般道での車間距離不保持は5万円以下の罰金が科されます。違法行為に遭遇した場合は落ち着いてすみやかに距離を取り、安全な場所に停車するなどして警察へ通報しましょう。
もし相手が車外に出てきて自車に向けて挑発してきたり、脅迫行為や車両への暴行を加えてきた場合は、決して車外に出て交渉しようとせず、ドアがロックされていることを確認してその場で警察へ通報することを強くお勧めします。自動車のガラスは(外からだと特に)なかなか割れません。素手ではまず困難なので(殴打等で割ろうとすると相手がケガをする可能性のほうが高い)落ち着いて連絡しましょう。
警察への通報は「110」へ。
また、このような違法行為への証拠保全の意味でも「ドライブレコーダー」は大変有効な装備です。これを機会に購入を検討されることをお薦めいたします。
煽られた時の対処これで充分#あおり運転 pic.twitter.com/9roZsrYeIh
— 吉田松陰 (@xwgX7qANoHHDheE) 2017年10月12日