資産50億円のうち30億円をこれまで4000人の美女に費やし、今年2月には55歳年下のSさん(22)とめでたく結婚。「紀州のドンファン」と呼ばれた和歌山県の資産家の野崎幸助さん(77)が5月24日、和歌山の自宅で“変死”した事件が急展開している。
和歌山県警は野崎さんの遺体を行政解剖した結果、簡易検査で覚せい剤反応が出たため、事件性があるとして捜査。通夜の直後から野崎さんの和歌山県田辺市の自宅、経営する会社など数か所に家宅捜索に入っていた。
さらに和歌山県警は10人を超す捜査員を東京に派遣し、6月2日夜には妻であるSさんの別宅がある新宿区内のマンションを家宅捜索。押収品を入れた段ボール5箱ほどを運び出したという。さらに3日午前からは東京・港区にある野崎さん宅の家政婦の自宅にも家宅捜索に入った。
同氏は和歌山県田辺市で酒類販売業や不動産業などを営んでいたが、参列した会社の従業員たちも55歳年下の妻・Sさんの言動に不信感を抱くことがあったという。
「2月に結婚したSさんが、田辺にやってきたのは4月のこと。それまでは東京と和歌山の別居婚でした。こちらに来て間もない頃、彼女は私に『いま社長が死んだら、私にはいくら入るの?』と聞いてきた。冗談のつもりだとしても笑えなかった」(従業員)
新婚3ヵ月。まずは無事に過ごしていまして、さっちゃんは実家のある札幌に飛んでいきました。鬼の居ぬ間の洗濯をするのは当然でありまして、私は東京に行って鼻の下をビロ~ンと広げる予定であります。