熊本城が半壊したけど、400年前に造った部分は無事やったらしい…今日この頃。
(◎皿◎)ナンデスト!!
平成に大改修したとこが崩れて、400年前に造ったとこが無事ってのが何とも言えん。
熊本城の宇土櫓が話題に
・築城当時の建物、石垣はほぼ無事
今回の地震では本丸の屋根瓦や石垣が崩壊した。
しかし、築城当時の部分はほぼ崩れていないという。
耐震技術とかも含めて今の建築技術の方がはるかに凄いはずやのになぁ。
建築する方法っちゅうか、発想が違うんやろか?
日本は地震大国なんで、発想っちゅうか、建築思想の部分から掘り下げて、地震対策に活かして欲しいもんですな。
※追記
その宇土櫓も…
<熊本地震>異例の続発 九州の内陸部地震では過去100年で最大規模 被害甚大
熊本市の熊本城では、国重要文化財の宇土櫓などが一部損壊している。
今日の地震で一部破損したらしい。
今日のはメチャクチャやもんなぁ。
朝から震度5以上がアホほど来とるし…
これだけ立て続けに来たら、さすがの加藤清正もお手上げですわ。
で、この熊本地震なんやけど、今月3日のNHKスペシャルで警告してたんやと。
巨大災害 MEGA DISASTER Ⅱ 日本に迫る脅威 地震列島 見えてきた新たなリスク
巨大地震から5年、膨大なデータによって、地震学の“常識”をくつがえすような新たな脅威の可能性が次々と浮かび上がっている。東北沿岸では、巨大地震で沈下していた陸地が数十センチも隆起する一方、沖合の海底ではプレートの複雑な動きが捉えられ始めた。こうした大地の“異変”に、地下深くに存在するマントルの動きが関わっている可能性があることが、最新の研究からみえてきた。マントルの動きによって日本列島の地盤が変形しており、新たな地震のリスクにつながる危険性も浮かび上がっている。さらに、GPSの詳細な分析からは、日本列島がのる巨大な岩盤・プレートが実はいくつものブロックに分かれている可能性も指摘され始めている。日本列島の真下に大地の巨大な裂け目が潜んでおり、そうした場所では大きな地震が発生しやすいことがわかってきている。いま、日本列島の地下で何が起きているのか、その予兆をつかむことはできるのか。加速する地震研究の最前線に迫る。
見てない人はコチラの動画をどうぞ。
NHKスペシャル 4月3日 20160403
GPSを使った最新の研究によると、日本列島には地盤の割れ目があるらしいねんな。
その地盤の割れ目を九州地方で見てみると…
こんな感じなんやけど、これと今回の震源地が…
完全に一致してるねんな。
で、この地盤の割れ目が…
こういう風に繋がってると。
で、今回の熊本地震を起こした地盤の割れ目が日向灘まで繋がってるんやけど、この日向灘でマグニチュード7クラスの地震がくると、南海トラフ地震を誘発するらしいわ。
ちゅうか、この地盤の割れ目の図を見ると、そんなん起きたら西日本全滅するやん。
何とも恐ろしい話ですな。
何にしても、南海トラフ巨大地震なんかだいぶ先やと思ってたんやけど、この熊本地震でそれもかなり縮まったと思うんで…
南海トラフ沿いに住んでる人は、今すぐに十分な備えをしておきましょうって事で。
それにしても、一昨日は、倒壊してる家屋も古い家ばっかりで、「地震対策もだいぶ進んでるんやなぁ」って感心して、ちょっと軽く見てたんやけど、今日になるととんでもない事になってるんやもんなぁ。
一昨日が前震で今日が本震って事にみたいやけど、そんな巨大な前震もあるんやな。
けど、やっぱり倒壊家屋を見る限り、阪神大震災と比べると少なく感じるし、死者数にしても、阪神大震災では死者が2000人超えてるけど、熊本地震で今分かってる死者数は34人なんで、そういう面じゃ地震対策の効果はあったんやろな。
人口密度とかの問題もあるし、死者数だけじゃ分からん部分もあるけど、希望的観測も含めて、地震対策は進んでると思いたいですな。
南海トラフには耐えられんかもしれんけど…
何にしても、熊本も心配やけど、南海トラフが現実になってきて、色々と怖い今日この頃です。
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