東日本最古の古墳が壊されるらしい…今日この頃。
ε= (-.- )ハァー
世界遺産は国を売ってまで登録を目指したのに、こういうのは平気で壊すんやな。
東日本最古の古墳が壊される
2008年に市内で発掘された「高尾山遺跡」は、3世紀前半に築造された大型前方後方墳だ。出土した埋葬品などから、ヤマト政権と主従関係にある「古代スルガの王の墓」ではないかと見られる。
日本考古学協会や保存を願う住民は保存を求めているが、市は都市計画通り道路建設を進める方針だ。市議会は取り壊し費用を含む補正予算案を2015年6月30日に可決している。
今のところ古墳は完全破壊を免れている。しかし、予算が執行されれば全面発掘調査を名目に墳丘全体が削り取られ、その跡に道路が整備される。
妙な宣言をして世界遺産とやらに認定してもらうより、道路を迂回させてでもこういうのを残す方がよっぽど価値があると思うんやけどねぇ。
ちゅうか、どう考えてもこっちの方が「遺産」やん。
日本はこういう文化財の「保護」って国を挙げて取り組んどらんねんな。
ギリシャとかイタリアなんかは、こんなんが発見されたら、工事は無期限停止やのに、日本は数年調査して、すぐに壊す。
結局は、決まった工事が優先。
こんな国が、何を「世界遺産」で喜んでるんやろね。
自分らで価値判断できず、ユネスコのお墨付きがありゃ有り難がる。
ほんま、ドアホの集まりですわ。
3世紀前半っちゅうたら箸墓古墳よりも古いんやで。
それと道路ってどっちが大事なんやろね。
それにしても…
地元では「この小山の下に古墳がある」と言い伝えられていたという。
「言い伝え」って結構正しいんやな。
とにかく、ヒミコの時代を探る手がかりは「魏志倭人伝」しかないわけで、そういう面でもこんな貴重なもんはない。
こんな貴重なもんを壊して道路をつくるってのは、頭がおかしいとしか思えんので、絶対に残して欲しいもんです。
それにしても、ギリシャとかイタリアに匹敵する歴史を持つ国やのに、何でこうも「文化財」に無頓着なんやろね。
そのくせ、他人から与えられた「世界遺産」とかいう看板は有り難がる。
ドアホの極致ですわ。
自己評価できず、他人から評価されて初めて大事さに気付く。
世間体ばっかり気にする民族らしい話ですな。
何にしても、国宝級の寺に落書きされても、妙な液体をかけられても、たいした罰則もないってのもどうかと思うんで、もうちょっと国をあげて「文化財保護」って事を考えて欲しいもんですな。
コメント