ヤクザからみかじめを取ってたんかいな。
スーパー玉出はヤクザのフロント企業って噂もあったけど、こうなってくるとほんまかもしれんな。
「スーパー玉出」創業者・前田託次容疑者を逮捕 暴力団側から売春収益受領疑い 大阪府警
大阪市西成区の歓楽街「飛田(とびた)新地」で売春に使う店舗を暴力団幹部側に貸し、売春の売り上げと知りながら賃料を受け取ったとして大阪府警捜査4課は3日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で大阪府内を中心に展開する「スーパー玉出(たまで)」の創業者で、6月までスーパーを運営していた「株式会社スーパー玉出」社長、前田託次(たくじ)容疑者(74)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。同課は同日朝から関係先の家宅捜索にも着手。受領総額は数千万円に上る疑いがあるとみて、裏付けを進めている。捜査関係者によると、店舗は飛田新地にあった「銀河」(閉店)。捜査4課は今年5月、同店で女性従業員に売春相手を紹介したとして、売春防止法違反(売春の斡旋)容疑で指定暴力団山口組系極心(きょくしん)連合会(本部・大阪府東大阪市)の幹部(65)や幹部の内縁の妻(55)らを逮捕した。
同店は内縁の妻が平成26年ごろから実質的に経営していたが、同課の捜査で店舗の建物や土地を同社が所有していることが判明。捜査関係者によると、前田容疑者は売春に使われると知りながら店舗を貸し、売り上げから毎月数十万円を賃料として得ていた疑いが持たれている。
スーパー玉出は昭和53年に前田容疑者が創業。派手な外観や激安販売を売りに大阪府内を中心に40店舗以上を展開していたが、今年7月にスーパー事業を売却。屋号は同じだが、現在は別会社が運営している。
前田容疑者は名物社長としてメディアにたびたび登場する一方、過去には外国人の不法就労事件や留学生の時間超過労働事件などで摘発され、暴力団との関係が指摘されたこともあった。
■スーパー玉出 前田託次容疑者が昭和53年、大阪市西成区に1号店をオープン。「日本一安売王」を掲げ、「1円セール」などの激安販売と派手な外観で人気を集め、大阪市内や大阪府南部を中心に店舗を拡大させた。今年6月までは、前田容疑者が社長を務める「株式会社スーパー玉出」が運営しており、民間の信用調査会社によると、同社の今年2月期の売上高は約360億円。親会社の「玉出ホールディングス」は7月、別の運営会社にスーパー事業を売却した。現在はこの会社が同じ屋号で営業しており、ホームページによると、大阪府内に44店舗、兵庫県内に1店舗。
スーパー玉出のCM
大阪の人間は知らん人間はおらんぐらい有名なスーパーやけど、外人を不法就労させたり、フグの肝を抜かんとそのままフグを丸ごと売ったり、何かと問題のあるスーパーやったから少々の事じゃ驚かんけど、ヤクザからみかじめを取ってたとなるとなぁ。
まぁ、「やっぱりか」って反応しかないか。
それにしても「飛田新地」を売春って言うてええんやな(笑)
あれは仲居さんとの自由恋愛って形やったと思うけど。
飛田新地
飛田遊廓(とびたゆうかく)は、大阪市西成区の山王3丁目一帯に存在した遊廓、赤線。大正時代に築かれた日本最大級の遊廓と言われた。現在もちょんの間が存在し、通称飛田新地(とびたしんち)と呼ばれる。概要
1958年の売春防止法施行以後は料亭街『飛田料理組合』となっているが、現在も転向以前の雰囲気を残している。大部分の「料亭」は看板は料亭であるが、営業内容は1958年以前と何ら変わりがない。表向き料亭に転向[1]することにより、料亭内での客と仲居との自由恋愛という脱法行為として売春防止法を逃れられたためである。現在料亭(本来の料亭)として営業している「鯛よし百番(地図)」は、大正中期に遊廓として建てられた建物を使用しており、2000年に国の登録有形文化財となった。2015年9月23日放送の探検バクモン「ニッポン労働ブルース~人情編~」にて町並みが放送された。
歴史
1912年(明治45年)1月16日、難波新地乙部遊廓が全焼するミナミの大火が発生。廃業・移転を迫られた業者たちによって阪南土地建物会社が設立され、阿倍野墓地北西の低地に代替地を求め、1916年(大正5年)に築かれた。規模は、22,600坪。1918年(大正7年)には既に100軒あまりの妓楼が並んでいた。妓楼の数は昭和初期には200軒を超える。花街も戦災を免れた唯一の廓である。戦後にいわゆる赤線となった。
大阪万博が決まったから浄化作戦でもやんのやろか?
まぁ、橋下徹が顧問弁護士やってるから、なくなる事はないと思うけど、個人的にもあの景色は風情があるんで残しといて欲しいです。
それにしても、色々と噂はあったけど、とうとう社長本人が捕まったか。
スーパー玉出 過去には摘発 暴力団とのつながりも表面化
前田容疑者が、同じ西成区内にスーパー玉出の1号店をオープンしたのは昭和53年。派手な外観に加え、日替わりで食料品や日用品を1円で販売する「1円セール」などの激安戦略、経営不振のスーパーの買収などで店舗数を拡大した。自身も黄色のスーツを身にまとってCMなどに出演。バラエティー番組で、事務所内に保管している多額の現金を披露したこともあり、個性的な名物社長として知られるようになった。
その一方で、同社をめぐっては、過去に捜査当局に摘発されるなどし、コンプライアンス(法令順守)意識の欠如も指摘されてきた。
平成10年には、在留資格のないフィリピン人らを不法就労させたとして、府警が入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで前田容疑者を逮捕。当時の捜査では、事務所から暴力団の「代紋」が入った灰皿などが見つかった。
28年には、中国籍やベトナム籍の留学生らを法定の上限を超えて働かせるなどしたとして、府警が同容疑で前田容疑者ら3人と法人としての同社を書類送検。前田容疑者は不起訴になったが、大阪簡裁が同社に罰金100万円、同社幹部に罰金70万円を言い渡した。
こうなってくると、完全にヤクザのフロント企業ですな。
スーパー玉出を売却したんも、この辺に原因があるんやろな。
何にしても、スーパー玉出の創業者が捕まるのは構わんけど、飛田新地がなくなるのはちょっと寂しいんで、何とか残して欲しいもんです。
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