「それでも、生きてゆく」は色々考えさせられる…今日この頃。
/(-_-)\ ウ~ン
フジテレビ不視聴運動が盛んやのに、フジテレビのドラマなんか見てると「売国奴」扱いされそうやけど、「それでも、生きてゆく」は、それでも見る価値あると思う(笑)
ストーリーも深いねんけど、BGMが何か染みるねんなぁ。
で、見てない人の為にどんなドラマかっちゅうと、7歳の女の子を少年が殺すっちゅう少年犯罪の加害者家族と被害者家族を描いた家族ドラマで、その少年が成年になってまた犯罪を犯すっちゅう重い話なんやけど…
加害者家族の苦しみとか、被害者家族の悲しみや怒りが、役者がええからやけにリアリティーがあるねんなぁ。
どっちの境遇も体験したことないから、完全に想像の域やけど。
大竹しのぶが、犯人と会った時の演技なんか、もう…
サブイボ出まくりで、放心状態っちゅうか、しばらく動けんかった。
江の北の政所役は、手抜いてるんちゃうか?って思うほどですわ(笑)
で、犯人に対しては、殺したいほどの憎悪を抱きながらも、その家族には、違和感を持ちながらも、お互いがその境遇に共感していって、女の子の兄と犯人の妹が恋愛に発展するっちゅう、とんでもない話になっとるねんな。
で、今週は、その妹が、好きになった被害者の兄が「人殺し」にならんでもええように、自分が兄を殺しに行くって話になるんやけど…
好きになった人の為に、兄思いの妹が兄を殺す決意をする。
それを好きになった人が止めに行くって展開になると思うねんけど…
「人」って何なんやろ?
「家族」って何なんやろ?
「生きる」って何なんやろ?
って色々考えさせられる。
被害者家族は、「忘れる」ことで生きてきて、加害者家族は、「逃げる」ことで生きてきて、その「生きてきた」ことに疑問を持ち、「忘れる」「逃げる」やなくて、「乗り越える」って選択をする。
どんなに辛いことがあろうとも、どんなに苦しいことがあろうとも…
「それでも、生きてゆく」
ってことなんですな。
「加害者家族」「被害者家族」っちゅう厳しい環境やないにしても、人間をやってると色んな苦しみや悲しみに出会う。
時には逃げ出したくなることも…
「それでも、生きてゆく」
何とも、深い言葉です。
被害者家族に希望が持てる日が来るのか、加害者家族に明日を生きていける日が来るのか、残り2回見届けたいと思います。
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