あれから1ヶ月が経った…今日この頃。
「もう1ヶ月」なんか「まだ1ヶ月」なんかは、人によって違うやろうけど、個人的には、「もう1ヶ月」も経ったのに、政治は、「まだ何もしてない」っちゅうのが感想やな。
あの「無能」の烙印を押された村山内閣でさえ、阪神大震災から1ヶ月で震災関連法案が3本成立して、被災者の所得税とか固定資産税の減免、徴収猶予っちゅう特例法が成立してるし、「復興基本法」も36日後には成立してた。
ところが、この空き缶内閣は、未だにゼロ。
復興計画すら立てられんと。
1ヶ月も経って、まだ先が見えん状態に置かれてる避難者が未だに15万人もおるねんな。
「地震の規模が違う」
「原発事故もあった」
と、言い訳は色々あるんやろうけど、どう言い訳しようが何もしてないっちゅう「事実」は変らんわけで、避難者は、希望の見えん生活を強いられてるっちゅう「事実」も変らんと。
まぁ、そんなイライラが昨日の統一地方選に表われて、全国で民主惨敗っちゅう結果になったのに、民主党幹部は、「地方と国政は関係ない」と。
何にしても、日本人は、自然の驚異っちゅう「天災」と、震災対応、原発対応に見られた政治の無能さっちゅう「人災」を心に刻んで、忘れんようにするべきやな。
自然の驚異の前には人間は無力やし、その後の生活を政治がみてくれることもない。
自分の身を守るのは自分しかおらんし、生きていくのも自分の力以外はあてにならん。
結局、自分で考えて、自分で備えて、自分で生きていくしかないねんな。
これを良い機会にして、色んな「無関心」から卒業して欲しいもんです。
それにしても、あれから1ヶ月経ったのに、今日も震度6弱っちゅう余震が…
「震度6弱」で余震っちゅうのが何とも言えんのやけど、避難者にゃたまらんやろな。
で、PC持ってる人に、「SignalNow Express」っちゅう緊急地震速報を受信するソフトの導入をオススメします。
東日本大震災以来、オイラも導入したんやけど、この速報がTVの速報よりも1分ほど速いねんな。
この速報を受信してから、TVから地震速報が出るまでの時間がすごく長く感じる。
1分って結構長いし、この1分で結構備えられるのが分かった。
「情報」は、「精度」や「確度」も重要やけど、やっぱり何より「スピード」やな。
放射能情報にしても、間違った情報もあるけど、ウソなら、後で「何やウソやったんや」で終わる話やけど、影響を受けたら取り返しがつかん。
この手の、何かが起きたら取り返しつかん事は、精度よりも確度よりも、何よりスピード重視で集めた方がいいと思う。
それによって備えた方が精神的にも余裕が出来るから、冷静に判断ができるし、例え間違っても笑い話で振り返られる。
何にしても、自分の身を守るには、まず「情報収集能力」を鍛えることやろな。
情報の取捨選択、分析っちゅう情報の扱い方の能力も情報を集められんことにゃ始まらんのやし。
とにかく、現代人が生きていく上でも必須な「情報収集能力」を鍛えましょうって事で。
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