「直ちに…」の意味がよく分かる動画がYouTubeにアップされてる…今日この頃。
チェルノブイリの事故から10年後(今から15年前)どうなってたかっちゅう当時のNHKの番組がアップされてるんやけど…
ちょっと長いけど、とにかく見て下さい。
精神的に弱い人は見ん方がいいかもしれんけど…
で、それから、さらに10年後(今から5年前)どうなってたかっちゅう当時のNHKの番組が…
全てが過小評価され、影響が出ても因果関係を認めない。
あんまりうるさいから「小児甲状腺癌」だけは認めた。
(IAEAも実はいい加減な組織なんがよく分かる)
これが「直ちに…」の意味です。
今の日本の状況は、これと全く一緒。
「安心」「安全」「大丈夫」って言葉が、10年後、20年後には、こうなってて、これと原発事故とは無関係ってことになってる現実を知っとくべき。
この人達は、「統計的な誤差の範囲で、科学的な因果関係はない」っちゅうのがIAEAとWHOの結論で、NHKは、不安を煽ってただけって言われてた「事実」を…
10年後、20年後、同じ症状が出ても、同じ扱いをされることを…
ちゅうか、5年前、10年前は、こういう放送してたNHKが、自分の国のことになると、横並びで「直ちに…」って言うだけ。
チェルノブイリの放射能汚染と、今の日本の放射能汚染は大差ないのに…
ちゅうか、NHKはこれを再放送しろっちゅうの。
それにしても、この動画を見て驚くのは、放射能濃度が低いこと。
明らかに、今、日本で報道されてる数値の方が高い。
それでもこういうことが起きてた。
けど、結論は…
「因果関係は認められない」
起きた当初に言うてた言葉が、今の日本と同じで、影響が出ても因果関係が証明できんから、原発事故とは無関係として処理されてる。
まぁ、ヨウ素に関して、20年後に「中年女性」の甲状腺癌が増えたっちゅうのもあったけど、中年女性も20年前はうら若き乙女やったわけで、今の「中年女性」にゃ関係ない。
ヨウ素に関しては、30歳以下、特に18歳以下って書いてきたように、大人は、今の数値ならヨウ素を無視してもええと思う。
何でかっちゅうと、ヨウ素の摂取量が日本人は世界平均の5倍。
昆布だしだの、味噌汁の具にわかめだの、ヨウ素が豊富な藻を食ってる海産物だの、基本的に日本人は、ヨウ素を普段から多量に摂取してるから、ヨウ素の摂取量の少ないチェルノブイリ周辺でこの程度なら、日本人の大人は、ヨウ素に関しては気にすることはない。
洋食中心の人は知らんけど…
さらに驚くのが、「今までの統計データが正確ではない」って言い逃れてること。
より正確にデータを取るようになったから増えたように見えるだけで、仮に増えたとしても数%で、あくまで誤差の範囲って言い逃れるってどういうことなんやろな。
人間は、元々30%が癌になるから、数%増えても大した問題やないって言いたいんやろうけど、その100人のうち1人か10人か知らんけど、原発事故のせいでそれが起きりゃ、その1人、10人はたまったもんやないし、全体から見たら数%なんやろうけど、その人にとっては100%やねんで。
ちゅうか、100人のうち10人以上に影響が出んと、真剣に考えへんって…
何かが間違ってやしませんかね?
何にしても、5年前、15年前のNHKは、IAEAが「大丈夫」「因果関係はない」って言うとるのに、こういう番組を作ってた。
何で、今、一部では既にチェルノブイリを超える放射能汚染があるにも関わらず、横並びで「直ちに…」を繰り返すだけなんやろな。
チェルノブイリは10日で収まり、福島は、3週間経った今でも目処が立ってない。
確実にチェルノブイリの放射能汚染を超えるやろ。
関東地方の10年後、20年後が…
こうなってないことを祈るだけやな。
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