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公益社団法人ACジャパンの中身が胡散臭い

ゆかいな♪なかまが♪ポポポポ~ン…な、今日この頃。
(¬_¬)

心に染みる、温かい言葉が連日大量に流れてるのはええんやけど、「大人の事情」を知ると素直に聞けんようになる。

ACのCMっちゅうのは、こういう時とか、何かの都合で企業がCM自粛した時に、そのCM枠を確保しとく為に流れるんやけど、CM料は、ACの協賛企業から払われる。

で、ACにゃ、大企業の人間が理事に入ってて、その「ゆかいななかま」に電力各社の名前も入ってる。

ってことは、ACのCMが流れた分は、当然電力各社も負担するわけで…

「安心・安全」しか言えんわな。

嘘をつかんでも、何かを伝えん事で、人を欺くことができると。

「思い」は見えないけれど、「思惑」は透けて見える。

こんな使い方すると金子みすゞとか宮沢章二に申し訳ないけど、そう言いたくなるほどズブズブやから、どうしてもゲスの勘ぐりしてしまう。

良い言葉も、汚い大人が使うと台無しですな。

それにしても、ACのCMも「頑張れ」とか「きっとできる」とか励ましのメッセージになっとるけど…

被災してへん人にゃそれでもええんやけど、被災者にそんな言葉をかける人間は、現場の悲惨さを理解してへんと思う。

オイラは、10年前に東海豪雨の被災地に住んでたけど、今回に比べりゃはるかに軽い災害でも、かける言葉がなかったし、正直、地域住民を見るのが辛かった。

「頑張れ」って言われて、頑張れるのは余力がある時なわけで、こんな時に「頑張れ」って言われても…

その言葉で勇気づけられる人も多いと思うけど、死にたくなる人も出て来ると思う。

個人的には、頑張らんでええと思うし、1年でも2年でも気が済むまで落ち込んでれば良いと思う。

「そんなことでどうする!!」

「前を向いて生きろ!!」

こういう叱咤激励って悪意がないから、余計に人を傷つける。

「頑張れ」って言うなら、被災者が頑張らんでも生きて行けるだけの支援をしてあげるべき。

それで自発的に頑張る気力がわくまで待ってあげるべきやと思う。

こういう時は、無言でひたすら支援をしてあげるのが、被災者以外の人間にできる唯一のこと。

TVの映像で分かった気になってても、現場は、そんな想像をはるかに超えてる。

TVで見るのと、肌で感じるのとは全然違う。

オイラも被災して初めて分かったんやけど…

「頑張れ」って言うなら、一度被災地を見てからにした方が良いと思う。


マスコミは何を伝えないか――メディア社会の賢い生き方











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