あなたが空しく生きた今日は、
昨日死んでいった者が、
あれほど生きたいと願った明日。
★趙 昌仁(カシコギ
明日で人生が終わりやと思うと、今日1日を一生懸命生きれるけど、人の一生は終わりが分からんから、「明日で終わるかも」って事を意識する事は若いうちは殆どないわな。
だからダラダラと無意味に1日を過ごしてしまう。
毎日毎日確実に「死」へ近づいてるのに。
親しい人の死に目に会わんと、人が死ぬって事に意識が向かんねんな。
病気に限らず、殺人や戦争でも理不尽に明日を見る事を奪われた人もたくさんおるわな。
ダラダラと無駄に過ごすと、そういう人達に申し訳ない。
健康に生きてると1日1日を一生懸命過ごすのは、なかなか難しい事やけど、そういう意識を持つだけでもだいぶ違うと思う。
生きたくても生きられなかった人の事を少しは頭に置いて、1日1日を生きる。
親しい人を亡くした人は、その人の分も人生を楽しんであげる。
悲しんでても、何の供養にもならんのやから。
その人が出来なかった事を代わりに経験してあげる。
「その人の代わりに…」っていう大義名分やけど、確実に自分の人生のプラスになるしな。
「生きてる」んじゃなくて、「生かされている」。
そう考えるだけで、何気ない1日が変わってくるはず。
無駄に生きる1日を少なくする事を心がけたいもんです。
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