娘の元交際相手に罵倒メールを送る母親も理解できんし、そんなメール如きで自殺する15歳も理解できんし、そんなひ弱な息子に育てた親が損害賠償で要求するのも理解できんし、判決も訳が分からんし…
もう、何がなんだかって話ですな。
娘の元交際相手に侮辱メール、慰謝料命令 受信後に自殺
元交際相手の少女の母から「ろくでなし」「ふさわしい学力の子とお付き合いしてもらう」といったメールを送られ、その後自殺した埼玉県内の少年(当時15)の遺族が、少女の母に計3千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、さいたま地裁であった。針塚遵裁判長は「許されない人格非難」などと人格権の侵害を認め、少女の母に慰謝料など計440万円の支払いを命じた。少年はメールが届いた日に飛び降り自殺したが、判決は「自殺を促す直接的な記載はない」などとしてメールとの因果関係は認めなかった。
判決によると、少年は中学3年だった2012年11月ごろから同級生の少女と交際し、別々の高校に進学。少女の母から交際に反対されて別れた数日後の13年6月、「大事な娘を傷つけて」「娘も(少年とは別の進学校の生徒と)良い感じなので、もう姿を見せないで」「娘と付き合おうとするのが大間違い!」などと書かれたメールを少女の母から送られた。
判決はこうした文言を「少年を強く侮辱し、自尊心を著しく損なうもの」と指摘した。
そもそも、交際相手に言う前に自分の娘を説得するべきやろ。
ちゅうか、別れさせる為にメールを送ったんやったらまだしも、何で別れた後にこんなメールを送る?
この15歳がストーカーになって別れた後もつきまとってたんか?
で、こんな頭のおかしい母親のメールで死ぬってなぁ。
こんな母親の娘なんやから、似たような感じやったやろうに、そんなメンタルでよう付き合えたな。
で、息子がそんなメール如きで死んで「3000万円よこせ」ってか。
まぁ、悲しみを怒りに変えんと悲しみを癒やせん場合もあるんで、八つ当たりするのも分からんでもないけど、まずはこういうメンタルに育てた事と、自殺の兆候に気づかんかった自分を恨むべきやと思うけどな。
で、判決はメールと自殺の因果関係を認めとらんのに、慰謝料440万円。
自殺との因果関係を認めてないって事は、名誉毀損の慰謝料が440万円って事になるけど、こんな名誉毀損で440万円取れたら、船越英一郎はいくら取れるんやろな。
10万、20万の判決なら分かるけど、440万円も認めるなら、自殺との因果関係も認めろよ。
まぁ、認めると440万円で済まんようになるし、死んでるのに10万、20万じゃあまりに不憫やからって事で上乗せしたって感じか。
って思ったら…
名誉毀損の慰謝料
言葉としてはよく聞く名誉毀損ですが、慰謝料としてはどのくらいの額が認められているのでしょうか?従来100万円が限度とされた名誉毀損の慰謝料が、近年400万円・500万円が一つの基準となり、高額化する傾向があるようです(升田純「名誉毀損と名誉の値段の近時の動向」NBL No.914-2009.10.1)。
へぇ。そうなんや。
今は、400万円、500万円が相場なんやな。
じゃあ、判決は妥当な判決って事か。
こりゃどうも失礼しました。
何にしても、個人的にはこんなメール如きで自殺する中学生が一番悪いと思うけど、こもモンスターマザーも理解に苦しむんで、きっちり440万円は取り立ててやって欲しいもんです。
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