温和なのに、どうして…犬が人をかむ事故、防ぐ方法は?
「防ぐ方法は?」って言うから、何かしら具体的な防ぐ方法があるんかと思って読んで見たら…
国内で血統証明書を発行する一般社団法人「ジャパンケネルクラブ」(東京)によると、ゴールデンレトリバーは英国原産。温和な性格とされ、古くは狩りで撃ち落とした鳥類をくわえて運ぶ「鳥猟犬」だった。利口で人と行動することを好むため、警察犬や介助犬、災害救助犬として活躍することが多い。ではなぜ、いきなり女児をかんだのか。犬の問題行動やしつけについて出張指導する「Doggy Labo(ドギー・ラボ)」(東京)代表の中西典子さんによると、犬がかみつくのは、怖い時、不快感がある時、何かを制止したい時が主だという。女児は最近、ハイハイを始めたばかりだった。「ゴールデンレトリバーが赤ちゃんをかんだというのはほとんど聞いたことがないが、人が何とも思わない行動でも犬がどう受けとめるのか、わからない。予期せぬこともあると理解し、乳児と一緒のときは目を離さないようにしてほしい」
「目を離さないようにしてほしい」って、何やねん(笑)
結局、「防ぐ方法」なんてもんはないねんな。
要するに赤ちゃんと犬を一緒にしてるのが悪いって事ですわ。
そもそも、相手は赤ちゃんなわけで、犬がじゃれて甘噛みしても死ぬ可能性はある。
それだけ、人間の赤ちゃんは未熟なうちに産まれてくるねん。
人類は二足歩行になって骨盤が小さくなったせいで、赤ちゃんが十分に成長するまで子宮に赤ちゃんを置いてられへん。
なので、脳の成長を優先して、体が大きくなる前に出産するようになってる。
他の動物が生まれてすぐ歩けるのに、人間の赤ちゃんが歩けるようになるまでに1年もかかるのはそういう事やねんな。
本来はあと1年は子宮で育てなあかんらしい。
そんな事になると、今度は出てこられへんようになるから、あの状態が精一杯やねんな。
ちゅうか、今の状態ですら哺乳類の出産では人間の出産が一番困難。
他の哺乳類に産婆とか助産師とか、出産を介助する人なんかおらんわけで、そういう助けが必要なほど人間の出産は困難やねん。
それやのに、赤ちゃんは未熟なまま出て来る。
同じ類人猿のサルやチンパンジーの赤ちゃんも産まれてすぐに母親にしがみつけるだけの力があるのに、人間の赤ちゃんは何もできん。
それだけ無防備で弱い生き物なのが人間の赤ちゃんやねん。
そういう事が犬に理解できるわけもなく、仮に犬が自分の赤ちゃんにやる程度の力でじゃれたとしても、人間の赤ちゃんは壊れる可能性がある。
とにかく、人間の赤ちゃんは哺乳類の中で一番弱い存在なんで、周りの大人は細心の注意を払いましょうって事ですな。
何にしても、「防ぐ方法」なんてもんはないんやし、危険なものは近づけんのが一番です。
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