「少子化対策」で1つ提言したいと思う…今日この頃。
/(-_-)\ ウ~ン
個人的には、「少子化対策」をするんやなくて、「少子化」でもやっていける社会構造に変えるべきやと思ってるんやけど、頭の固いお爺ちゃんどもが、どうしても少子化を改善せんことにゃ未来がないっちゅう発想なんで、1つ提言をしたいと思う。
まぁ、子供が少ないより、多い方が経済的にもええし、国力上げるにゃ人口が多い方がメリットも多いし、そっちの方向で行きたいなら、それも1つの方法やしな。
で、何で少子化になってるかっちゅうと、1番の要因が晩婚化、非婚化。
実際、出生率の低下が言われてるけど、結婚してる女性だけを見れば、そんな下がってない。
要するに、結婚してりゃ、それなり産んでると。
ということは、解決するにゃ結婚させりゃええんやけど、20代の失業率が8%超えてたり、非正規率が50%近かかったりで、原因が「経済的なこと」ってことになっとるけど…
まぁ、そういう側面もあるんやろうけど、本質は違う気がする。
何でか。
統計を見ると、「恋愛結婚」の件数は、ここ40年ぐらい60万件前後(概算やけど)でほとんど変わってない。
恋愛結婚は減ってない、結婚すりゃそれなりに産んでる。
なのに何で少子化が進んでるか。
「見合い結婚」が極端に下がってるから。
見合い結婚は、ここ40年で10分の1にまで下がってる。
要するに、「結婚しなくなった」やなくて「結婚しろと言われなくなった」が正解やろな。
「最近の若者は…」って言うて、今の若者が草食化しただの何だの言うて、若者に原因があるかのように言われてるけど、元々日本人は、恋愛して結婚するのが苦手やねんな。
恋愛結婚でも30%はデキ婚なわけで、何かしらキッカケがないと結婚にまでにいかんのに、おせっかいを焼く人や口うるさい人がおらんかったら結婚せんわな。
じゃ、何でおせっかいを焼いたり、口うるさく言わんようになったか。
40年前の1970年っちゅうと「大阪万博」のあった年。
この5年ほど前が、見合い結婚と恋愛結婚の割合が逆転する境目になるんやけど、この時代は、俗に言う「高度経済成長期」。
何もすることがなく他人の世話を焼くのだけが楽しみやった年寄りが、社会が豊かになって楽しみが増えて、「結婚しろ」って言わんようになったんやな。
要するに、年寄りが自己完結する楽しみが増えて、他人にかまわんでも良くなったと。
これが1番の原因やと思う。
カネがないから結婚せん、カネがないから子供産まんって言うけど、カネがあったバブル時代は、「DINKS(ダブル・インカム・ノー・キッズ)」っちゅうて、子供を持たん生活を望んでた。
結局、周りからヤイヤイ言われんと、結婚もせんし、子供もつくらんねんな。
なので、少子化を改善したいなら、役所が見合いの斡旋をすること。
個人情報を牛耳ってるんやから、結婚適齢期になったら、健康診断の手紙を配るように、見合いの斡旋の手紙を配る。
役所が結婚相談所もやればええねん。
年寄りがおせっかいを焼かんのやから、公的機関がやるしかないやろ。
どうしても少子化を改善したいならな。
それでも、やっぱり個人的には、少子化対策より、少子化でもやっていける社会を構築するべきやと思うけど…
「少子化対策」って、結局は年寄りを食わす為のものやから、「少子化対策」って言うてるうちは、社会保障の仕組みに手をつけへんねん。
で、現役世代に負担を押しつけて、「少子化やからしゃあない」って理由づけにされてる。
「産まんお前らが悪いねん」ってな。
子育て支援だの何だのは、わざわざ言わんでもやるのが当たり前の話で、「少子化対策」ってつけることで、さも仕事をしてるように見せる。
「少子化対策」っちゅうのは、都合良く使われてるだけやねん。
なので、こんな幻想からとっとと卒業して、少子化でもやっていける社会を目指すべき。
取りあえず、1人当りのGDP世界一のルクセンブルクを目指して欲しいもんです。
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