「少子化対策」は、やめた方がいい…今日この頃。
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今日は成人式で、今年の新成人の数は前年より2万人少ない122万人らしいんやけど、1970年の半分やねんって。
しかも、1970年っちゅうと、20歳のほとんどが働いてたけど、今の20歳のほとんどは学生。
こういう風に人口構造も労働環境も変わってるのに、年金制度、健康保険制度が維持できんのは、「少子化」のせいっちゅうて逃げる。
で、子供を産まんのが悪いっちゅう風潮をつくっとるんやけど、仮にすごい少子化対策ができて、明日から出生率が劇的に改善されて、子供が増えたとしても、それが反映されるのは、20年後、30年後の話。
「全く意味がない」とは言わんけど、13年後の2025年にゃ65歳以上の人口が5割を超える。
20年も30年も待てるんかね。
13年後っちゅうと、今日成人式を迎えた人が33歳の時。
年金貰う人間が半分超えてるってことは、今の制度やと残りの半分がその分を払わなあかんわけで、年金の最低額が5.8万円やから、毎月その額を給料から取らなあかん。
確実に6万円以上給料がなくなるんやけど、それでやっていけるんかね。
「少子化対策」って言葉が出て来るって事は、この制度が維持されるって前提なわけで、それじゃ若者の負担が増えるだけ。
今のどじょうの「消費税増税論」は、この考え方やから。
なので、「少子化対策」をするやなくて、「少子化」でもやっていける制度、社会に今すぐ切り替えんあかんのに、「少子化対策」って言葉を使って、「子供が産まれたら何とかなる」っちゅうて考えんようになってる。
「少子化対策」って言うてるうちは、何にも変わらんねん。
って誰もが分かってるはずやのに、何でせんのかっちゅうと、年寄りの方が選挙に行くから。
大量の票を持ってる人間が不利になることをすりゃ「政治家」になれんからな。
今なら、若者の投票率が上がりゃ、何とか対抗できるけど、そのうち若者の投票率が100%になっても太刀打ちできんようになる。
とにかく、今日成人式を迎えた人は、「選挙権」を手に入れたんやから、必ずそれを行使して、「年寄りを落とす」ことを考えて欲しいもんです。
「年寄り」が良いとか悪いとかって話やなくて、年寄りは年寄りと話す機会の方が多いわけで、どうしても年寄りのことを考えてしまう。
そうなると、いつまで経っても変わらん。
年寄りに席を譲ったり、年寄りを大事にするのは大いにやればええけど、とにかく政治の世界からは、「年寄りよりの考え」を排除せなあかん。
ということで、早けりゃ今年、遅くても来年には総選挙があるので、今から「年寄りを落とそう」を合い言葉にして欲しいもんです。
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