21日午前7時半ごろ、富山県射水市橋下条の書店「文苑堂書店小杉店」で、従業員の男性が胸から血を流して倒れているのを出勤した別の従業員が見つけ119番した。男性は軽傷で、県警は当初、強盗致傷事件とみて捜査を始めたが、その後虚偽事案の可能性が高いと発表。自作自演の疑いがあるとみて、男性から事情を聴いている。
21日午前7時半ごろ、富山県射水市の書店「文苑堂小杉店」で、30代の従業員とみられる男性が事務所内で倒れているのを、出勤してきた女性従業員が見つけて119番通報した。男性は手や胸に刺されたような傷があり、意識不明で病院に搬送されたが、その後に回復し、軽傷という。事務所内の金庫が開けられており、県警が強盗致傷事件として捜査を始めた。
射水署によると、男性は30代で、「自暴自棄になった」と話している。胸に刺されたような傷があり、床に凶器とみられる刃物が落ちていた。店の営業時間は午前9時から午前0時までだった。