東京都江東区新木場の路上で、大田区大森西の職業不詳、太田智子さん(47)が死亡しているのが見つかった事件で、警視庁捜査1課は3日、死体遺棄容疑で、太田さんの交際相手で大田区選挙管理委員会職員、上田一美容疑者(55)=大田区久が原=を逮捕した。同課によると「交際相手の首をネクタイで絞めて殺し、死体を捨てたことは間違いありません」と容疑を認めている。
捜査関係者によると、上田容疑者は調べに「自分のほかに交際している男がいると分かり、激高して車内で殺害した」などと供述しており、同課は殺人容疑でも調べる。
捜査1課によると、太田さんの遺体には目立った外傷はなかったが、首を絞められた場合などに現れる顔面の鬱血や出血点があり、首を強く圧迫された疑いがあるという。
その後の警視庁への取材で、上田容疑者が「当初、遺体を千葉県に遺棄しようとしたがうろうろ迷った」などと話していることが分かりました。