27日午前3時20分ごろ、千葉県松戸市古ケ崎の飲食店駐車場で、「20代の知人男性が別の知人の男に腹を刺された」と119番通報があった。男性は市内の病院に搬送されたが、意識不明の重体。県警松戸署によると、午前6時ごろに若い男が出頭し、「自分が刺した」と話したといい、同署は殺人未遂の疑いで男から事情を聴いている。
同署によると、刺された男性と男は同じグループで、けんかをするために6~7人で埼玉県内に集まっていたところを埼玉県警の警察官に注意され、松戸市に移動してきたという。
駆けつけた同署員が現場の駐車場で、刃に血液が付いた包丁を発見。同署はこの包丁が犯行に使われた可能性が高いとみている。
現場はJR松戸駅から北西に約1キロの住宅街。近くに住むアルバイトの男性(75)によると、事件現場となった駐車場がある飲食店は午後10時半に閉まるが、駐車場は自由に出入りでき、夜間に自動車を止めて騒いでいる若者も少なくないという。