脳トレに脳力アップの効果はない?
「脳トレ」には脳力アップの効果はないらしい…今日この頃。
(; ̄□ ̄)ナヌッ?
川島教授とかアハ体験の立場は?(笑)
その中で研究チームは、過去に実施されてプラスの結果を出していた検証実験においては、被験者の集め方に問題があったと指摘しています。多くの場合、被験者を集める際には「脳のトレーニングを行って脳の機能を高めましょう」などといった謳い文句で被験者を集めていたということなのですが、実はこの段階で既にプラシーボ効果の下地づくりが行われていたとしています。「脳の機能を高めましょう」というキャッチコピーで集められた被験者は、当然のように良い結果を期待しながら検証に参加します。すると、本人が意識するとしないにかかわらず、トレーニング後には良い結果が出てしまうというのが研究チームが指摘する問題点であるというわけです。
この問題を排除するため、研究チームでは次の2枚のポスターを作成してバイアスがかかっていない被験者を集めました。左のポスターには「脳トレーニング&認知力の強化 数々の研究から、流動性知能は向上できることが証明されています。ぜひ実験に参加しましょう!」とのキャッチコピーが書かれ、トレーニングの効果を期待させる内容を伝えています。一方の右のポスターには、同じようなレイアウトのままで「メールを送って実験に参加しよう SONAのクレジット(ポイント)が欲しくないですか?実験にサインアップすることで最高で5クレジットをゲットしましょう ぜひ実験に参加しましょう!」というふうに、実験内容に興味を持っているのではなくポイントを目当てとした被験者を集めています。
この方法で、研究チームは「実験に期待しているグループ」(プラシーボグループ)と、「クレジットをゲットするためだけで参加しているグループ」(対象グループ)の2グループを各25人ずつで構成して実験を行い、その結果を比較しました。
両グループとも、まずはトレーニング前に標準化IQテストを実施して、もとの状態の数値を記録しておきます。次に脳を鍛えるトレーニングを、こちらも両グループ共通で実施させます。そして最後に、両グループにトレーニング後のIQテストを実施して、最初と最後の数値を比較。つまり、実験に参加する際の精神状態が異なる2つのグループのIQの違いを検証することで、プラシーボ効果の有無を検証しました。
するとその結果、プラシーボグルーではトレーニング後のIQが5~10ポイント向上したのに対し、もう一方の対象グループでは数値に目立った違いが生じていなかったという結果が明らかになったとのことです。つまりここから、脳トレーニングによってIQの数値が向上するのは、「脳の機能が向上する」と期待しながらトレーニングを行ったことが原因だったという、まさにプラシーボ効果以外の何ものでもなかったということが証明されたというわけです。
「知能向上に効果がある」って言われてやった方は5~10ポイントIQが上がったけど、「ポイントあげる」って言われてやった方は効果がなかったと。
何か、テストのやらせ方に問題があるような気がするんやけど…
「知能向上」って言われたモチベーションと、訳の分からんポイントやと、どうしてもモチベーションに差が出るやろ。
現金やったら結果も違ったんとちゃうか?
これで、「脳トレはプラシーボ効果以外の何ものでもない」って断定するのはちょっと早い気がするんやけど…
ちゅうか、プラシーボ効果なんやとしたら、それはそれで凄い発見なんやけどな。
何せ、カラオケでも、散歩でも「知能向上に効果がある」って言うてやらせたら効果があるって事なんやから(笑)
これで、効果があるなら、ボケ防止に利用できるやん(笑)
ちゅうか、オカンの「やればできる子」って呪文に効果がある事が科学的に証明された事になる(笑)
それにしても、これが「事実」なら、プラシーボ効果はえげつないな。
「水素水」なんかでもそうやけど、人間の「信じる力」ってのは侮れん。
ちゅうか、「信じる力」ってのは、脳力すら上げるんやな。
逆に言うと、それだけ「洗脳」ってもんが恐いって事になるけど…
まぁそういう暗い方面の話は置いといて、「できん」って思ってやって、できる事って少ないからねぇ。
「できる」「できない」ってのは、結果に過ぎんわけで、まずは何事も「できる」って信じて、やる事が重要やねんな。
「できん」ってのは、「やらない言い訳」って事ですな。
何にしても、この結果にゃちょっと懐疑的やけど、「信じる者は救われる」やないけど、人間の「信じる力」ってのは信じてみても良さそうな気がする今日この頃です。
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