生き返った人の39%が「死後も意識はあった」と証言したらしい…今日この頃。
(・。・)?
それ、死んでないやん。
生き返った人の39%が死後も意識がある
■心停止患者への調査で死後も意識があると判明!
最新の研究にとって、脳が完全に死んでしまって傍目からは意識がないような状態に見えても、死後少しの間は意識があることがわかりました。
サウサンプトン大学の科学者たちは、イギリス、アメリカ、オーストリアなどの15の病院で心停止した患者2,000人以上を4年かけて調査してきました。
心停止したあとに生き返った人の約40%が、心停止の状態になんらかの意識状態があったことを証言したのです。
「脳が完全に死んでしまって」って言うとるけど、脳が完全に死んでしまった人に意識があったかどうかなんか聞けんっちゅうの。
これ書いてるヤツって「心停止=死亡」って認識なんやな。
「心停止=死亡」やったらAEDなんか何の役にも立たんがな。
ちゅうか、これ共同通信の記事やけど、新聞屋なら、最近すぐに「死亡」って書かんと「心肺停止」って書くのは知ってるやろ。
遺族に気使ってるか何か知らんけど、そう書くって事は「蘇生」の可能性が残ってるからやろ?
そういう風に書くくせに「心停止=死亡」って思ってるんやな。
心肺停止後4分間が「救命のゴールデンタイム」って言われてて4分間で心肺蘇生できりゃ救命率は50%。
5分で25%で、5分を過ぎたら限りなくゼロに近づくけど、それでもまだ死んでない。
まぁ、そこから蘇生できても重篤な後遺症が残る可能性が高いけど、それでも死んでないねん。
「心停止したあとに生き返った」って訳の分からん事を書くなっちゅうの。
■脳のダメージで心停止中の記憶は曖昧になりがち
心停止中は死に限りなく近い状況ですが、蘇生するために使用される薬や鎮静剤によって少なからず引き戻される可能性はありそうです。そして、心停止に陥った多くの人も同様の経験をしていると考えられます。
もっと鮮明にさまざまなことを記憶していてもよいはずですが、蘇生のための鎮静薬やそもそも心停止の原因となった脳のダメージによって、心停止中の記憶は曖昧なものとなっています。
そのため、科学的に証明することが難しいのです。ただ、調査対象を増やしていけば、ある程度科学的に断言、証明することは可能だといえそうです。
ノッティンガム・トレント大学の研究心理学者、デビッド・ワイルド博士は、調査対象患者それぞれのエピソードをパターン化しようと試みています。それによって、「死後の世界」で本当は存在している意識について証明をしようとしているのです。
心肺停止してるんやから、脳内の血流も減少してるわけで、そりゃ色んな幻覚も見るっちゅうの。
脳が極限状態なんやから、脳内麻薬だの何だの脳内ホルモンも異常に出とるやろうしな。
シャブ食って、幻覚見てるのと同じ状態なわけで、そんな人間の記憶を元に「死後の世界」とか言われてもねぇ。
まぁ、死んだ事がないし、「ない」事は証明のしようがないんでアレやけど、「脳の研究」としては重要な事なんでええとしても、それを「死後の世界」とか言うのは、ほんまやめて欲しいもんですな。
こういう事を言うと「魂」がどうとか「霊」がどうとか言う面倒臭いのが増えるんで。
それにしても、「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」とか「腹を出してるとカミナリ様にへそを取られる」的な事で、「生きてるうちに善行を積むと死んでから良いとこに行ける」って言うて躾けたり、「死後の世界」ってもんを信じる事で安らかに死を迎えられるって事もあるんで、「死後の世界」ってもんを信じる事自体は否定せんけど、こうやって中途半端に「科学」を交えて「死後の世界がある」って事を「科学的に証明できる日も近い」ってな事を言うのは、ほんまどうかと思うわ。
こういう中途半端な話を詐欺師が自分の話を補強するのに利用しよるねん。
「どこそこ大学の誰それがこんな事を言うてる。だからこうなんです」的な事をな。
一般市民ってのは、「TVで言うてた」ってだけで信じるのに、学者だの何だの権威やら肩書きやら出したら、無条件で信じるっちゅうの。
東スポがこういう事を書くなら聞き流せるけど、共同通信がこんな事書くんやからねぇ。
ほんま、新聞屋はもうちょっとメディアの自覚ってもんを持って欲しいもんです。
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