ｵﾗﾝﾀﾞで「ﾍﾞｰｼｯｸｲﾝｶﾑ」の実験が始まるらしい…今日この頃。
p(￣０￣)/
どういう結果が出るか個人的に楽しみです。
オランダでベーシックインカムの実験
ベーシック・インカムとは「すべての人に必要最低限の所得を給付する」という社会政策の構想だ。政府は必要最低限の生活費を、給付対象者が仕事をしているか求職中かに関係なく、無条件に提供する。受給資格を審査したり、仕事に関する条件を設けたりすることはない。裕福な人もお金を受け取ることになるが、そのお金は税金として回収される。
このベーシック・インカムを2016年1月から試験的に導入すると、オランダ第4の都市ユトレヒトが発表した。ユトレヒト市でこのプロジェクトの責任者を務めるニエンケ・ホースト氏は、ニュースサイト「クオーツ」の取材に対して、「受給者が仕事を探さなくなるという意見もありますが、どうなるかは実験によって明らかになるでしょう」「私たちは、多くの人たちの幸福度が多少増し、そして最終的に仕事を見つけるようになると考えています」と話している。
個人的には、自分でｴｻを捕れん生き物は自然淘汰されるべきやと思ってるんやけど、それやと「人間らしくない」って意見にも同意できるんで、社会を維持する事を考えたら、「ﾍﾞｰｼｯｸｲﾝｶﾑ」があるってのは理想やろな。
人工知能がかなり進化してるし、このまま行くと人間は働くとこがなくなる。
「働くとこがなくなる」って事は、ｴｻを捕れんって事なわけで、そういう面からも国家が食べさせるって事は考えなあかん課題になってくるやろな。
それに、食べる為に働かんで良くなるって事は、働いた分は全て消費に回せるわけで消費活動が活発になって景気にもええ影響が出るし、文化の創造って面でも急速に伸びるやろ。
「我慢して働く」って事がなくなるから、「ﾌﾞﾗｯｸ企業」なんてもんもなくなるし、「過労死」ってもんもなくなる。
失敗しても飯だけは食えるようになるから、起業家も増えるやろうしなぁ。
堕落する人間も増えるやろうけど、全体としては良い方向に行くんとちゃう？
「自分でｴｻを捕れんﾔﾂは死ねば良い」ちゅう殺伐とした社会よりは、かなり暮らしやすい社会になるとは思う。
何にしても、財源はどうするかっちゅう最大の問題はあるけど、どういう結果が出るのか楽しみにしたいと思います。
コメント