最近の幼稚園児は昔話を知らん子が多いらしい…
(◎皿◎)ナンデスト!!
桃太郎とか浦島太郎、一寸法師にかぐや姫っちゅうメジャーどころも知らんのだとか。
昔話って親が読んで聞かせたんか、読まされたんか、覚えがないけど、日本人なら誰もが知ってるもんやと思ってたら、最近の幼稚園児が知らんっちゅうことは、親も知らんのかな?
まぁ、オイラがガキの頃は「まんが日本昔ばなし」とか、紙芝居っちゅうのがあったから、親が読まんでも知る機会はあったけど…
昔話には民族伝承以外にも、昔の人の知恵や喜怒哀楽っちゅう感情、倫理観や道徳観、心を豊かにする色んなもんが詰まってるのになぁ。
面倒臭いとか、時間がないとかで、「ゲームでもやらせとけ」になるんやろか?
幼稚園児が絵本を読んだりする光景っちゅうのは、時代遅れの光景なんか?
小学生が「伝記」を読まんっちゅうのも、その流れなんやろな。
まぁ、子育てしとらんオイラが、こんなことに苦言を呈すのもおこがましいんやけど…
学力低下以前に、そういう情操教育の機会が失われるのは、子供にとってええことは一つもないやろな。
昔話にゃ、虐めっ子も出て来るし、いじわる爺さんも出て来る。
命の大切さや、友情、思いやり、事の善悪、現代にも通じる色んな事を教えてくれる。
悪いことは教えられんでもするけど、良いことは教えな出来ん。
事の善悪を教えるのは、大人の役目やと思うねんけど…
何より、親子のコミュニケーションツールとして、「昔話」ほど優れたもんはないやろ。
何で読んで聞かせてやらんのやろな。
ゲームとか色んな娯楽が与えられて、自分らで「遊び」を創造する機会も失われ、昔話から知恵や経験を得たり、心を鍛える機会も失われてる。
今の子供は、可哀想ですわ。
これも先週書いた、読書に共感を求める弊害なんかもな。
読書は日常得難い知識や、時間がかかる経験を手っ取り早く得る為のツール。
読まんでも、年を重ねるごとに蓄積されていくもんやけど、読めばその期間が大幅に短縮される。
まぁ、歴史もろくに教えん国やから、先人から学ぼうなんちゅう意識もなくなるか。
だから、目先の満足感とか、安心感ばかりに目が行く。
若者が将来に希望が持てんのも、そのせいやろな。
ほんま「日本人」はどこに行こうとしてるんやろ…
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