死人に押し付けて捜査終了ですか。
完全に「死人に口なし」ですな。
しかも、これが自殺やないんやから尚更闇が深い。
広島県警 警察署8572万円盗難事件 死亡警察官の書類送検に向け調整
広島県の警察署の金庫から、およそ8500万円が盗まれた事件で、警察が、事件発覚後に死亡した警察官が関与した疑いが強まったとして書類送検に向けた調整を進めていることが捜査関係者への取材でわかりました。おととし5月、広島中央警察署の会計課の金庫に保管してあった、押収品の現金8572万円が盗まれたことが発覚。
捜査関係者によりますと発覚後に死亡した当時30代の警察官の男が関与しているとの疑いが強まり現在、窃盗容疑などで書類送検に向けた調整を進めているということです。
男は、事件が発覚する2か月前まで広島中央警察署に勤務していて、押収された8572万円にかかわる広域詐欺事件を担当。
捜査対象の一人として事情聴取や自宅の家宅捜索を受けていました。
関与については否定していたということです。
男は事件発覚後に休職していましたが、おととし9月、自宅で亡くなっているのが発見されています。
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この亡くなった警官の話は一昨年の10月に週刊ポストが書いてたけど…
事情聴取を受けていた30代捜査員が「謎の死」を遂げていた
「事件が動くかもしれない。広島県警の事情聴取を受けていた県警の捜査員の一人が、亡くなった。年齢は30代後半だといい、関係者に衝撃が走っている」(地元記者)本誌がその情報を得たのは、ちょうど事件発覚から5か月を迎えようとする9月末のことだった。
広島県警広島中央署の会計課の金庫から、詐欺事件の証拠品として保管されていた現金約8500万円が盗まれていたことが5月8日に発覚。“警察署がドロボーに入られた事件”として注目を集めたが、その後の捜査の進展はまったく聞こえてこなかった。
「セキュリティが厳重なはずの署内で起きた事件ですから、当初から警察関係者による内部犯行の線が疑われていたが、仮にも身内の犯行となると捜査は慎重にならざるを得ない。事件に関しては厳しい箝口令が敷かれていた」(県警関係者)
そんな膠着状態の中で、事情聴取を受けていた警察関係者の死が意味するものは──。地元関係者の間で憶測が飛びかうなか、10月7日に中国新聞が〈捜査難航 長期化の様相〉と題した事件の続報でこう報じた。
〈県警の捜査員だった男性1人が自宅で亡くなった。男性は県警の聴取に関与を否定し、関与を裏付ける客観的な証拠も得られていない。死亡した詳しい原因は不明だが、自殺の可能性はないという〉
30代の警官が突然死亡して、死因が不明。
しかも、自殺の可能性がない。
更に客観的な証拠もない。
で、結局、この警官を犯人して被疑者死亡のまま書類送検と。
どう考えても怪し過ぎるやろ。
しかも、この死んだ警官の事を広島県警は公式発表してないねんで。
広島県警が組織的に殺して、この警官に罪をなすりつけてるってことも考えられるわけで、これで終わりじゃ誰も納得せんわな。
盗まれた8572万円は所属長以上の警視正や警視らが私費で補填する方向
捜査関係者によると、県警は、盗まれた現金が今後、被害者への返還に充てられる可能性があるものの、税金による補てんは県民の理解を得られないと判断し、所属長以上の警視正や警視から現金を集めるなどして、被害金を補てんする方向で調整を進めている。
盗まれた金も私費で補填するんやし、これでええがなと。
事件の真相を明らかにする気が全くないんですな。
せめて、死亡した警官の死因ぐらいは明らかにするべきやろ。
ほんま、どこまでも警察は腐ってますな。
何にしても、捜査に2年もかけて結果がこれ。
警察って組織がどういう組織かよく分かる事件ですな。
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