児童虐待のテーマ曲の歌詞が過激って事で有線放送を見送られたらしい

児童虐待のﾃｰﾏ曲の歌詞が過激って事で有線放送を見送られたらしい…今日この頃。
ε= (-.- )ﾊｧｰ

臭いものに蓋っちゅうか、こういうのを放送見送りにする、見送りにさせる「空気」があるのがこの国のおかしなところなんやろな。

文月メイ「ママ」 歌詞が過激すぎて有線放送見送り

歌詞もやけど、この人の声っちゅうか、歌い方だけで泣ける…

ほんま、この歌詞の何があかんのやろね。

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ぼくのことが邪魔なの?
あのゴミ袋と一緒に捨てるの?
生きることが辛いの?
頼る人が誰もいないの?

どうして、ねぇママ
どうして、ねぇママ
ぼくの羽根
一枚置いていくからね

「ﾏﾏ」ってのが、「虐待するのはﾏﾏだけじゃない!!」ってｸﾚｰﾑくると思ったんやろか？

普通のﾏﾏなら、この歌詞でｸﾚｰﾑいれるって発想にならんと思うけど、ｽﾎﾟｰﾂ報知によると…

デビューにあたり有線は９月から放送する予定だったが、歌詞が「ショッキング」として見送ったという。

「ｼｮｯｷﾝｸﾞ」ねぇ。

まぁ、虐待されてる子供の気持ちが表れすぎてて辛すぎるけど…

けど、実際こうやん。

色々、虐待死の報道があるけど、裁判の報道なんか見ると、虐待されてた子供って、それでも親のそばにいたい、親に愛されたいって訴えてたのばっかりやん。

それを「ｼｮｯｷﾝｸﾞ」って一言でなぁ。

個人的には、辛すぎて何度も聞こうと思わんけど、「虐待死」ってのは、それだけ壮絶って事なわけで、それを隠すってのは、さっぱり意味が分かりません。

まぁ、これが「話題作り」とかっちゅう戦略ならｱﾚやけど…

とにかく、こういうのが「放送見送り」とかにならんと、普通に流れる国になって欲しいもんです。

それにしても、いつからこう世間の目をって言うのか、声に過敏に反応するようになったんやろなぁ。

昔は、もっと過激なもんでも気にせず流してたと思うんやけど…

歌に限らず、ｴﾛい部分とかｷﾞｬｸﾞで叩いたり、蹴ったりってのも放送せんようになったし、食べ物を落としたりなんかしたら、「あとでｽﾀｯﾌがおいしく頂きました」とかﾃﾛｯﾌﾟ入れよるし、ちょっと「ｸﾚｰﾑ」気にしすぎとちゃうか？

それだけ、ｸﾚｰﾑ入れるﾔﾂが増えた証なんやろうけど、ｸﾚｰﾑも1つの意見として受け止めて、「今後の参考にさせて頂きます」でええがな。

ｸﾚｰﾑに過剰に反応しすぎて、今度はｸﾚｰﾑがくる前から、「こんなｸﾚｰﾑがくるかも…」って想像して自主規制。

そんなんやってたら「表現」の幅も狭まって、そのうち作りたいもんも作れんようになるし、受け手もごく普通のありきたりのもんしか見たり聞いたりできんようになる。

最近TVがつまらんのもそのせいやろ。

ほんま、こんなｱﾎらしい風潮は、もういい加減にして欲しいもんです。

ママ