あれから10年で、あれから半年…な、今日この頃。
10年前の同時多発テロは、ニュースステーションでリアルタイムに見てたんやけど、最初、何が起きてるんか理解できんかった。
確か、久米宏が夏休み中やってんな。
あの時と同じ、いやそれ以上の衝撃を受けたんが半年前の東日本大震災。
あれから10年で、あれから半年かぁ。
時が経つの早いもんやな。
10年前も、今でもはっきりと覚えてるぐらいやから、しばらくは時間の流れが遅くなってて、半年前の東日本大震災も3月、4月は時間の流れが遅くなってたけど、日常に戻れば、あっと言う間に時が過ぎる。
何事もなく、あっと言う間に時が過ぎる感覚が維持できてるうちは、「平和」ってことなんですな。
「もう今年も終わりかぁ。早かったなぁ」みたいな呑気な感覚でいられるのは、それだけで幸せってことか。
さんま師匠の「生きてるだけで丸儲け」って言葉が身に染みる。
まぁ、忘れやすい脳みそを持ってるんで、こういう「節目」の時ぐらいは思い出したいと思います。
それにしても、同時多発テロから10年経ったとはいえ、10年経ってもテロとの戦争は続いてるし、むしろ泥沼化してる。
東日本大震災の10年後は、どうなっとるんやろなぁ。
原発関連以外は、それなりに復旧、復興も進むやろうけど、10年後にゃ原発関連の補償問題で大ごとになっとるんやろな。
これも泥沼化してると。
時の指導者の判断が、後生に禍根を残す典型的な例が、この2つって事ですな。
原発絡みは、年間1ミリシーベルトを基準にすると除染の費用だけでも800兆円かかるって試算もあるし、それを受けて海外からの損害賠償が数百兆って試算があるしなぁ。
被曝者の問題もあるし…
10年後に、「あれから10年かぁ」って呑気な事を言える状況にはなってりゃええけど、はてさてどうなる事やら。
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