通信機器っちゅうても携帯電話とか無線LANには影響ないから、一般人には影響ないと思うけど、それにしても結構な爆発ですな。
大規模な太陽フレア発生=GPS、通信影響の恐れ―情報機構
情報通信研究機構は7日、大規模な太陽フレア(表面の爆発現象)が観測され、全地球測位システム(GPS)や電波通信などに影響を与える可能性があるとして、注意を呼び掛けた。情報機構によると、大規模フレアは6日に2回発生した。このうち午後8時53分(日本時間)に発生したフレアは、2006年12月5日以来、11年ぶりの規模という。
機構はフレアに伴って放出された放射線や高エネルギー粒子が8日午後3時ごろ、地球に到達すると予想。到達後の数日間は、GPSの測位誤差増大や地上の電波通信の障害、人工衛星の故障などの恐れが高まるとしている。
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太陽フレアが起こると地球に与える影響としては…
デリンジャー現象
デリンジャー現象(デリンジャーげんしょう、Dellinger Effect)とは電離層に何らかの理由で異常が発生することにより起こる通信障害である。短波障害(SWF:Short Wave Fadeout)または突発性電離層擾乱(SID:Sudden Ionospherric Disturbance)、デリンジャー効果(Dellinger Effect)とも呼ばれる。デリンジャー現象の名前は、1935年にこれを発表したアメリカの通信技師、ジョン・ハワード・デリンジャー(John Howard Dellinger)に由来する。この実績などにより、デリンジャーは1938年にIEEE栄誉賞を受賞した。しかし実は、この5年前の1930年にドイツのハンス・メーゲル(Hans Mogel)が先に発見していた。このため、ドイツではMogel-Dellinger-Effekt(メーゲル=デリンジャー効果)と呼ばれている。
概説
多くの場合、持続時間は数十分から数時間の程度であるがまれに数時間以上も続く場合もある。
多くは太陽フレアが原因である。太陽フレアが発生すると太陽で発生するX線や紫外線が急増し、それらが電離層に到達することで電離層のD層の電子密度が増加する。
通常の場合、短波(3 – 30 MHz)はD層を通過しF層で反射されるがこの現象が発生すると電子密度が増大したD層で短波が吸収されるようになり、長距離通信が不能となってしまう。短波よりも高い周波数の電波や中波などには影響は少ない。
この「デリンジャー現象」なんやけど、影響を与えるのは短波やから航空無線なんかは影響があるけど、携帯とか無線LANは、ほとんど影響ないやろな。
GPSは影響を受けるみたいなんで、明日車を運転する人は気をつけた方が良いかも。
個人的にはオーロラが見れんかなぁと密かに期待しとるんやけど…
まぁ、そこまでになると、磁気嵐もとんでもない事になってるやろうから、一般人も影響ありそうやけどな。
何にしても、明日(9/8)の午後3時ごろに地球に到達するって事は、頭に入れておきましょう。
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