江戸時代の居酒屋
江戸時代の町人は結構ええもんを食ってた…今日この頃。
“Ωヾ( ̄o ̄)ヘェー
江戸時代の町人ってカネ持ちやったんやな。
■江戸時代の居酒屋にはどんな「さかな」があったか?
江戸時代の居酒屋にどんな「さかな」があったか例を挙げてみましょう。
・芋の煮ころばし
・湯豆腐
・ぬた
・ゆでダコ
・煮しめ
・数の子
・おでん
・イワシ塩焼き
・カモの吸い物
・ねぎとりのなべやき
・から汁(おからを入れたみそ汁)
・油揚げのうま煮
・ショウサイフグのスッポン煮
・フグの吸い物
・アンコウ汁
・ねぎま(ネギとマグロを煮た鍋料理)
・マグロの刺し身
・刺し身の盛り合わせ
・田楽
今でも通用するメニューやけど、今の時代で、こういうのが出る居酒屋やったらそれなりの料金になりそうやな。
唐揚げだのポテトフライだのがメインの居酒屋しか行かれへんヤツなら、こんなの出す居酒屋にゃ行かれへんで(笑)
まぁ、流通が流通なんで、フグだのアンコウだのマグロだのって言うても、新鮮なもんは食えんので、どんなもんか分からんけどな。
ちゅうか、1811年でここまでの「和食」が完成してたんやな。
「和食」は鎌倉時代の「精進料理」がルーツになるらしいけど、こういう居酒屋の料理が食えるのも坊主のおかげやと思うけど、無碍に坊主批判ばっかりもできんな(笑)
室町時代には「昆布」と「かつお節」っちゅう「だし」の文化が発生したみたいやけど、江戸時代にゃ…
っちゅう航路も完成してるし、この頃にゃ庶民にも昆布だしが身近になってたって事か。
とにかく、今現在、美味しい「和食」が食えるのは、昔の坊主のおかげってのは心に留めておきます。
それにしても、江戸時代の町人って優雅な生活してたんやなぁ。
今以上に「非正規」の方が多くて、それでいて雨が降ったら休むとか、そんなに仕事熱心やなかったのにねぇ。
こういう居酒屋が普及してるって事は、町人がそれなりにカネを持ってたっちゅう証なわけで、現代のサラリーマンの貧相ぶりから考えると、江戸時代ってほんまええ時代やったんやろな(笑)
まぁ、「江戸っ子は宵越しの金を持たねぇ」って言うし、後先考えず使ってたんやろうけど、そういう方が人生楽しいわな。
江戸時代なんか「福祉」なんてもんもないのにねぇ。
まぁ、平均寿命が40歳やったからできた事かもしれんけど…
何にしても、現代人にも江戸っ子ぐらいの「余裕」は欲しいもんですな。
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